『ケイコ 目を澄ませて』@新宿
今年の映画館納め。
うーん、前評判が良すぎたか。
ちょいちょいハンデだったり境遇だったりが
挿し込まれているものの、説明的なものが
ほぼないまま、淡々と描写されていく日常。
それだけに、最後まで誰にも感情移入できず
他人事のような気分で観てしまった。
もしかするとト書きが多い台本であるとか、
人物のバックボーンは細かい演出では説明されていて
創っている人たちは判っている、という作品なのか。
岸井さんは、ちゃんとボクサーになってたし、
役者さんたちはみんないい味なんだけど、
シナリオとかノベライズがあれば、
それで補完したほうがいいタイプの映画だったかも。
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