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日記一覧

旧約聖書前半 特講(E-5)
2021年12月01日00:03

【軍の統計】「ある時期に,まったく異なる二つの型の戦闘員が戦争を行ったことがあった。ゴリアテの軍とダビデの軍である。片方は完全に武装した職業軍人であり,もう片方は農民軍であって,その武器といえば,貧しい羊飼いが使うような道具しかなかった。か

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旧約聖書前半 特講(E-4)
2021年11月30日00:00

【言葉の混乱】「現代のヘブライ語『聖書』では,数字はすべて完全に書かれているが,長い間本文は母音なしで書かれていた。母音がなかったために,elephとalluphという2語の混乱が起こり,これがこの問題の決定的な要因となった。母音点がない場合この2語は,

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旧約聖書前半 特講(E-3)
2021年11月29日03:10

【数字の改変】「『旧約聖書』の原文は,概して奇跡的といえるほど見事に保存されているという証拠がある。またサムエル記,列王紀,歴代志,そして(特に)エズラ2章,ネヘミヤ7章といった同じ出来事を記述した聖句からは,数字を正確に伝えることは特に困難を

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旧約聖書前半 特講(E-2)
2021年11月28日00:00

【数の問題】「『旧約聖書』では,様々な箇所であり得ないような大きな数字が記録されている。そのため,こうした数字は握造されたものであって,それは『聖書』が歴史的には信頼性が低いことの証拠であるとする考え方がしばしば見受けられる。だが,一体だれ

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旧約聖書前半 特講(E-1)
2021年11月27日00:00

『旧約聖書』を研究する際に度々上がる疑問は,聖典で使われている数字の正確性に関係したものである。こうした数字の中には,事実に照らし合わせてみて大きすぎると思われるものもある。時には同一の事件の記述でありながら,ひどく異なった数字を使っている

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旧約聖書前半 特講(D-7)
2021年11月26日00:00

【仮庵の祭】仮庵の祭(幕屋の祭あるいは取り入れの祭とも呼ばれた)は,贖罪の日の5日後,すなわちヘブライ暦の7月に当たるチスリの月の15日に行われた。これは,現在の9月末か10月初めに当たる。仮庵の祭は安息日に始まり安息日に終わった。つまり8日間続いた

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旧約聖書前半 特講(D-6)
2021年11月25日05:30

【贖罪の日】ヘブライ暦中,あらゆる宗教的な祭日のうち,この贖罪の日というのが最も厳粛で最も神聖な日であった。あらゆる人の働きが中止され,お祭り騒ぎや浮かれ気分もなかった。むしろこの日は,祈りによって心に苦 しみを感ずるときであり,わが身を罪

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旧約聖書前半 特講(D-5)
2021年11月24日00:00

【七週の祭(ペンテコステ)】古代イスラエルで行われた祝祭のうち,1年を通じて第2に主要な行事は,七週の祭であった。キリスト教徒には,五旬節あるいはペンテコステという名称で知られている。ペンテコステという言葉はギリシヤ語から出たもので,「50日目」

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旧約聖書前半 特講(D-4)
2021年11月23日00:00

【過越の祭】過越の祭は,種入れぬパンの祭とともに,イスラエルがエジプトの圧制から解放されたことを記念する祭であった。祭は,ニサンの月(三月の後半)の15日に始まり,7日間続いた。この祝祭の主たる部分は,過越の食事,すなわち,苦菜と種入れぬパンと

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旧約聖書前半 特講(D-3)
2021年11月22日00:00

【古代イスラエルの聖日】古代イスラエルの民は,1年のうちかなりの数の日を祭や断食と祈りのための日として設定していたが,安息日のほかに特に重要なものとして次の4つがあった。過越の祝い,五旬節の祝い,贖罪の日,そして仮庵の祝いである。過越と五旬節

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旧約聖書前半 特講(D-2)
2021年11月21日00:00

【安息日】主の聖日の中でも最も重要で,最も頻繁にあったのが安息日であった。安息日は,定期的な休息であって,もしこれがなければ,生活はひどく単調なものになっていたであろう。この日は,ほかの聖日と同様,神がアダムに与えられた「一生」(創世3:17)苦

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旧約聖書前半 特講(D-1)
2021年11月20日04:16

【休日の目的】ほとんど例外なく人類は皆休日を楽しみに待っている。休日というのは,人間の生活を支える様々な日常的な難儀からの休息だからである。主御自身も昔からこの利点をよく認識しておられた。苦汁に満ちた日々が休みなく続くと,人は心がかたくなに

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旧約聖書前半 特講(C-16)
2021年11月19日00:00

【調べ,研究し,深く考え,祈る】『旧約聖書』の表象を理解するのに,聖文をさっと1回読んだだけではまったく及びもつかない。生涯にわたる探求と熟考の末に,主は,象徴表現による教えの宝の蔵をいかに満たしておられるかを明らかにしてくださるかもしれな

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旧約聖書前半 特講(C-15)
2021年11月18日00:05

象徴が何を伝えようとしているのかを完全に理解するためには,伝えられようとしている霊的な真理を事前に理解しておかなければならない。『旧約聖書』には,キリストの表象,象徴,隠喩,たとえが数多く登場する。しかし大抵の場合,キリストの時代のユダヤの

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旧約聖書前半 特講(C-14)
2021年11月17日00:00

一つの真理が様々な象徴表現で教えられることもあるし,一つの象徴表現で様々な真理を伝えることもある。主が,真理を教えるために使う象徴を変えたとしても,真理が変わることは決してない。時々人は,ある特定の象徴表現の解き明かしを見つけるとその解釈に

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旧約聖書前半 特講(C-13)
2021年11月16日02:19

象徴として使われた物の性質を,その霊的な意味を理解するために利用する。東洋の民族は比喩的表現を好み,自分の周囲のものから象徴や比喩となるものを引き出した。ある物を見ると,固有の特徴を見つけだし,それが霊的な真理を伝えることができるかどうかを

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旧約聖書前半 特講(C-12)
2021年11月15日03:40

聖文の象徴表現や比喩的表現の中に救い主の存在を求めてみる。イエス・キリストとその贖いの犠牲は,末日聖徒の宗教の中心かつ最も基本的な部分であるから,聖文の象徴表現が事実上ことごとくキリ ストに向けられていても,驚くほどのことではない。 たとえ話

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旧約聖書前半 特講(C-11)
2021年11月14日00:00

聖文自体に象徴表現の解き明かしが書かれていないだろうか。時々,解答が聖文の中にきわめて明確に与えられているにもかかわらず,象徴の内包する意味を求めて議論する人がいる。黙示録にある7つの金の燭台にはどのような意味があるのだろうか。主はこの疑問

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旧約聖書前半 特講(C-10)
2021年11月13日00:00

象徴の奥に内包されている意味を見抜く。象徴には,その表面的な意味とそれに内包された意味とがある。表面的な意味での象徴とは,あるがままのそのものである。例えば,ソルトレーク神殿の写真は,表面的には6つの塔と華麗な尖塔を持ち,頂にはラッパを口に

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旧約聖書前半 特講(C-9)
2021年11月12日00:00

【『旧約聖書』の表象や象徴を解き明かすための指針】聖文に描かれている行為や物が,文字どおり解釈されるのはどういうときだろうか。また,象徴として解き明かされるのはどういうときだろうか。象徴が文字どおり受け取られてしまうと,その真の意味が,奇々

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旧約聖書前半 特講(C-8)
2021年11月11日00:00

霊的な力というものは,探求の態度で象徴の意味を探り出すよう強要されて初めて生まれてくるものである。個人的に努力したことや犠牲を払ったことに対して代価が支払われるとき,努力なしで受けるよりもはるかにありがたみが感じられることであろう。象徴とい

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旧約聖書前半 特講(C-7)
2021年11月10日00:00

象徴は,人の感情や態度に深く影響を及ぼす。ある国の国旗は,現実的に言えば特定の模様で彩色された大きな布でしかない。しかし,そのような布のために人々は涙を流し,戦争に行き,迫害に耐え,喜んで死んでいくのである。もちろん重要なのは,その特定の布

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旧約聖書前半 特講(C-6)
2021年11月09日00:00

象徴を用いた表現は,霊的な成熟度にかかわらずあらゆる人々に真理と意味を伝えることができる。大群集に4種類の土のたとえを教えた後,イエスは群集に,「耳のある者は聞くがよい」(マタイ13:9)と警告された。この言葉は,話を聞いていた人たちに,救い主が

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旧約聖書前半 特講(C-5)
2021年11月08日01:36

偉大な真理の数々を象徴的な言葉で表現することによって,聖文の分かりやすくて貴い部分を抜き取ろうとする人々の手から真理を守ることができた。数多くの分かりやすくて貴いことが『聖書』から取り去られていることに疑いの余地はない(1ニーファイ13:26参照)

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旧約聖書前半 特講(C-4)
2021年11月07日00:00

象徴的表現や比喩的表現には,重要な真理を伝えるための力があり,様々な言語や文化が介在してもなお大きな力を持つ。象徴を用いると教える際に力強い影響を与えることができる。例えば,イスラエルに下される裁きについての長い預言の中で,イザヤは,一見難

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旧約聖書前半 特講(C-3)
2021年11月06日00:00

【主は聖文の中でなぜこれほど多くの象徴を使われたのか】主はその子供たちに教えるに当たって,なぜこれほど多くの象徴的な言葉を使われるのであろうか。なぜ知ってもらいたいことを明確に言われないのであろうか。主が子供たちを教えるに当たって象徴を使わ

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旧約聖書前半 特講(C-2)
2021年11月05日00:00

【モーセの律法ーー象徴としての意義を持つ律法】世の多くの人は,あるいは教会の中のある人々は,『旧約聖書』というのは福音以前の文化を反映したものであって,福音の律法に代わって与えられたモーセの契約がその中心であると考えている。しかし,イスラエ

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旧約聖書前半 特講(C-1)
2021年11月04日00:00

【象徴の重要性】かつてトマス・カーライルは次のように言った。「意識しているか否かにかかわらず,人が生き,働き,また存在感を感じるのはいつも象徴の中でであり,象徴を通してである。それにも増して,象徴の価値を最も深く認識し,かつ最も高く評価する

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旧約聖書前半 特講(B-4)
2021年11月03日00:46

【近代の主の契約の民】 主の目的は,主の忠実な子供たちすべてに,昇栄と永遠の命という祝福を与えることにある。これが,アブラハムの契約の中心となる目的であった(アブラハム2:11参照)。 神から選ばれるということは,気まぐれな人よりも愛されるというこ

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旧約聖書前半 特講(B-3)
2021年11月02日00:00

【古代のイスラエルの子らは,主との契約をどの程度守ったか】神は人との契約をことごとく覚え,忠実にその契約を守られる。古代のイスラエルの民に向かって,モーセは,「それゆえあなたは知らなければならない。あなたの神,主は神にましまし,真実の神にま

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