風があるせいか空気が澄んでいて、しかも若葉の季節。こんなに世界がきれいに見える日は稀だ。自分の目が入れ替わったかと思えるほど視界がくっきりしている朝であった。ウォーキングから帰って間もなく、ダンボールで『冊』57号が届く。ゴールデンウィークが
遠山信男さんが4月19日に亡くなったと今日聞いた。96歳。近親者で葬儀は済ませたという。千葉詩人会議の会長も長くやっていただき、ご高齢なので退会されたあとも詩を書いてくれたり、よくカンパをしてくれていた。米寿のお祝いを本八幡の「四季よし」でやっ
ハンナ・アーレントの影響でカント『判断力批判』を読もうと書棚の奥から出してきたものの、河出書房の版なので1965年刊(53年前)と古い。もともとカントは悪文で有名なので、分かりにくいのは覚悟しないといけないが、それにしても文法的にもおかしく思われ
今年最初のうぐいすの声を聴いた。毎年聞いている鳴き声なので昨年と同じ鳥かその血族であろう。ホーホケキョではなく、ホーホキョ↓ケ↑と、順番も音程も違う。しかしうぐいすの標準的鳴き声が「ホーホケ↑キョ↓」だと決めつけているのは人間であって、人間
アウグスティヌス『告白』で神が時間を創ったと論じている部分を通過した。第11巻は天地創造について書かれているが、特に時間に関して力点が置かれている(「天と地」の創造については第12巻のほうが詳細に論じられていた)。「ではいったい時間とは何でしょ
昨日の新聞に資生堂の現代詩花椿賞が終了、という記事が載っていた。たまたま昨年は井坂洋子さんが受賞され、案内状をいただいたので授賞式に出席したが、私にとってはこれが最初で最後となった。日本では詩の団体や有名詩人の出身自治体などが詩人賞を出すと
ネット情報では新朝ドラ「半分、青い。」(句点のついたタイトルはもう珍しくないのか)が高視聴率で好始動らしい。私も見たが、引き込まれる展開の二日間だった。主として妊婦の周辺と胎児が主役で、本日めでたく誕生。ほぼ一緒に生まれた赤ちゃんも怪しげで