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日記一覧
- 2017年 私の五大ニュース
- 2017年12月31日10:09
今年最後の日となった。恒例により「2017年私の五大ニュース」を。�。慣遒坊觝�40周年を迎えた。ダメな私を見捨てることなく生活をともにしてきてくれた妻に感謝あるのみ。で、彼女に捧げる詩を書いた（「微睡（まどろみ）の時」…『冊』55号掲載）。��5月に
- 2017年 今年読んだ本ベスト10
- 2017年12月30日12:56
恒例により「2017年 今年読んだ本ベスト10」を。 （あくまで私が今年読んだ本であり、新刊に限りません。また、現在日本に生存されている詩人の単行詩集は対象外としています。） ��Aristotelis『De Anima（Περι Ψυχη）--魂について』（W.D.Ross
- 番
- 2017年12月25日10:38
朝ドラ「わろてんか」を観ていると「番組」という言葉がよく出てくる。私はラジオ番組とかテレビ番組しか知らなかったが、寄席などで出演の順番を組み合わせた進行表を言うらしい。今ふうにいうとプログラムで、芸人さんの名前のついた紙の札をあちこち動かし
- おふたりの訃報
- 2017年12月18日18:48
昨日は千葉詩人会議『澪』48号の合評と忘年会だったが、そこで詩人会議の南浜事務局長から阿部慶司さんと川端進さんが亡くなったと伺った。突然なので驚いた。阿部さんは私の第一詩集『空もまたひとつの部屋』を私が自分で印刷屋さんと直で作った時、出版社名
- あけがたにくる人よ
- 2017年12月11日11:49
先日の花椿賞の受賞挨拶で、井坂洋子さんがお母さんの話をした。「あなたにとって短歌とは何か」とのアンケートに「つかまれる柱」（記憶による不確かな引用）と答えたと。実際に彼女のベッドのそばに大黒柱が立っているらしい。井坂さんにとって詩はそのよう
- 小長谷清実さん逝去
- 2017年12月09日22:12
朝、新聞を読んでいた妻が「小長谷清実さんが亡くなったよ」という。こうやって一人また一人と消えていくんだろう。白石かずこさんの喜寿のお祝いで一度だけお会いした。私が20代か30代初めのころ、松下育男さんと小長谷さんを一緒くたにして「家具派詩人たち
- 花椿賞
- 2017年12月08日15:25
昨日は現代詩花椿賞の贈賞式に初めて行った（資生堂パーラー）。詩集『七月のひと房』で受賞された井坂洋子さんが招待者リストに入れてくれたのだろう。考えてみると、定年退職後、一度も銀座に出かけていない。詩の団体の集まりは場所がだいたい決まっていて
- 冬芽
- 2017年12月05日15:05
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冬芽は「とうが」と打っても変換候補がなかなか出なかったが「ふゆめ」と打ったら一番に出た。実はもっと前からできているのが冬芽である。ただ、葉も散り寒々しい枝が風に吹かれているとそれが目立ってくる、ということだろう。�．魯淵潺坤�は花がきれいで、
- わたくし、口先男です
- 2017年12月01日11:46
12月になりました。で、12月の詩を。たまたま二冊の詩誌で活字になったばかりなので、どちらにしようかと贅沢に悩んだが、『詩と思想』が12月号で『詩人会議』は１月号なので、前者の「口先」を載せることにした。ご存知ありませんでした？わたくし、口先男な
- ウィキペディアの作り方と忘れ方
- 2017年11月29日17:22
ウィキペディアの詩人会議のページを作ったのは私だが、長いあいだメンテナンスもしてなかった。誰も見てやしません、と勝手に思っていたからだが、三毛ネコさんがそこから引用してくれていたので、いやいや見る人はいるのだ、と心を入れ替え、同ページを覗い
- 私の詩について論が書かれた
- 2017年11月28日23:02
最近マイミクになった三毛ネコさんが私の詩「しおり紐のしまい方」を「わたしの好きな詩（３）」として上下二回にわたり日記に書いてくれた。同じシリーズの（１）が中原中也で（２）が吉野弘なので、知名度的に私は相当落ちるのだが、ひとりの読み手の中で、
- 紅葉３景（どさくさで花も）
- 2017年11月22日18:05
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二年ほど前だと木のことを何も知らず、見るもの聞くものみな新鮮で楽しかったが、この頃は毎年見慣れたものばかりである。同じ場所を歩いているからだろうが。�．魯璽離�（櫨木）＆どさくさで紛れ込んだ十月桜の花（もう11月ですが^^;）。櫨の紅葉はモミジに
- ペンギンって風邪ひく？
- 2017年11月20日12:02
先週の初めに寒くて冷えるなあと思っていたら喉が痛くなった。私はいつも喉からくるので、流感ではない、ただの「風邪引き」と思っていた。土曜にペンギンクラブ（米詩を読む会）で中野に行ったら、「今流行っているのは喉の痛みが特徴だ」と言われ、「えっ？
- 曲軒（へそ曲がり）
- 2017年11月08日22:02
山本周五郎好きな私のためにカミさんがNHK「文豪ファミリア」の「家族は見た！夫・山本周五郎〜へそ曲がり先生行状記〜」を録画した、というので観た（出演 六角精児，岩崎ひろみ，川野太郎，山本一力，安藤満他）。ひとつにはこれから始まるドラマの『赤ひ
- 林檎もバラ科
- 2017年11月05日11:14
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�．劵瓮螢鵐粥�（写真左） 春に花を見かけては何の木か分からなかったものがようやくわかった。実をみると、林檎っぽいのでなるほどと思うが花だけ見ると桜・梅・桃に似てやや違う。それにしてもこれもバラ科である。バラ科の幅広さは恐るべきもので、桜・梅
- 夜と霧になれ
- 2017年11月04日13:25
北川朱美さんの個人誌『CROSS ROAD』は毎号 詩も散文も面白いので楽しみにしているが10号で北杜夫のことを書いている。最初は熱狂的な阪神ファンの叙述で（どうやら北川さんは巨人ファンらしい）笑って読んでいたが、『夜と霧の隅で』に話題が及ぶとトーンが
- 11月の詩＆終わる詩誌の話
- 2017年11月01日14:21
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11月になりました。で、あらたな「今月の詩」を。「しおり紐のしまい方」という題だが、これは先週刷り上ってきた『冊』56号に掲載したものである。今年の「今月の詩」を振り返ってみると、活字にしていないのは二編だけだった。そのうちの一編は昨日が締め切
- 黒く美しい実
- 2017年10月31日11:37
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また木の実の話。�―媽茲縫筌泪屮�の白い花と書いたところ「シロヤマブキ」という種類があると指摘された。その時、秋になる実も見てくれとシャウメイさんに言われたのを思い出して、今日覗き込んだらたまたま実がなっていた。黒真珠のように美しい。毎年その
- 同じ季節に花と実？
- 2017年10月30日15:52
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『冊』の寄贈分を自転車に積んで郵便局まで行ったが、自転車置き場の自転車は強風によりみな倒れていた。郵便局の前でも例外なく倒れていた。助け起こしてもまたすぐに倒れるであろう。倒れるとその分痛いので、最初から寝ているのだと思うとよい。郵便局から
- わろてます
- 2017年10月27日15:13
春夏は「ひょっこ」で騒いだので、秋スタートの「わろてんか」にコメントなしはまずいだろうということでひとこと（誰もそれを望んではいないような気もするが）。ヒロインの葵わかなという女優は顔が私の好きなタイプなので、「ひよっこ」以前から楽しみにし
- 「私は壊す」
- 2017年10月23日18:37
選挙について話したくもないが、社会の進路に大きく関わるので一言。小池触媒により中間政党が瓦解した。中学校で、化学反応を促進するが自分は変わらない物質を「触媒」と習った。今回の小池百合子と「希望の党」はまさにそれで、新党の旗揚げと同時にかつて
- 久しぶりに晴れたら赤い実
- 2017年10月18日12:07
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雨続きだったが、久しぶりの晴れなのでウォーキングに。すると鮮やかな実を付けた木が。しかし、他の季節にどのような状態だったのか思い出せない。葉っぱを持ち帰り調べるとガマズミの可能性が高い。図鑑で見る花は白くて割とよく知られ初夏期に咲くが、私は
- ハロウィンが近い？
- 2017年10月11日14:31
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�．魯蹈Ε�ーンが近づいたせいか、上のほうの花梨の実、お化けカボチャ（ジャック･オー･ランタン）に似てませんか？ 見ようによってはパンダにも似てるな…。 （写真左）�▲屮薀轡離�の花期は春（５月とする図鑑もあり）とあるが、今は秋。ここまでくると年
- カズオ･イシグロ、おめでとう！
- 2017年10月05日21:01
カズオ･イシグロがノーベル文学賞になったという。私も彼のファンの一人なので、たいへんうれしい。昔からよい作品を出し続けているが、とりわけ最近の『忘れられた巨人』はすばらしく、私の昨年読んだ本ベスト１となった。あれがあったから（一昨年刊行だっ
- 翼があっても飛べない木
- 2017年10月04日11:31
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紅葉している葉がきれいだが、知らない低木に出合った。調べるのに緑の葉を撮っていたら、枝が四角柱っぽく見える。変わっているなと思い、帰って調べるとこれは「翼」であることが分かった。翼というとすぐに思いつくのは柑橘系の葉の枝寄り部分に付く膨らみ
- 10月の詩up ＆ さよなら「ひよっこ」
- 2017年10月01日11:58
10月になりました。で、新しい「今月の詩」は「温かい闇」。昨日は９月末なので『冊』の締め切りであったが、土日にかかった場合は「週末特典」ということで日曜日までスライドする決まりを作ったので本日が締め切りに。まだ勤労者の同人も多いので、休みの日
- アーレントブーム？
- 2017年09月27日18:59
『精神の生活』上巻の終わりのほうを読んでいたらカミさんが毎日新聞の夕刊を持ってやってきた。読んでいる本の著者のハンナ･アーレントがほぼ１面を使って特集されていた。みすず書房が今夏、彼女の大著『全体主義の起源』全３巻と『エルサレムのアイヒマン
- シャンとしなさいシャンと！！
- 2017年09月25日23:09
昔はいい加減に決まる株主総会だとか組合大会などを「シャンシャン大会」と言い、あまりよくないイメージであった。であるからして、赤ちゃんパンダの名前がシャンシャンと発表されたのには驚いた。今は「シャンシャン」というのは可愛いイメージの音なのだろ
- 飲み屋で再会
- 2017年09月24日16:08
『冊』同人の北村真さんが詩集『キハーダ』で詩歌句随筆評論大賞の詩部門奨励賞を受賞されたので、昨日その贈呈式（王子駅近くの北とぴあ）に行く。彼は京都在住で会う機会が少ないが、あちらから東京に来てくれるのでありがたい。ちなみに同詩集は紫式部市民
