朝ドラ評論家

ネット情報では新朝ドラ「半分、青い。」（句点のついたタイトルはもう珍しくないのか）が高視聴率で好始動らしい。私も見たが、引き込まれる展開の二日間だった。主として妊婦の周辺と胎児が主役で、本日めでたく誕生。ほぼ一緒に生まれた赤ちゃんも怪しげで、のちに主役クラスになるらしい。ヒロインの永野芽郁が冒頭、傘をさして歩くシーンで片耳が聴こえないという設定が披露されたが、その説明が詩的で、その他、この二日間をみると母親や父親、産婦人科医など、どの科白、演技も魅力的で、非常に期待できる。ヒロインの美女度は私の感覚では「ヒロインなのだからきれいで当たり前」レベルであるが、高視聴率ということは人気がある女優なのかもしれない。周囲の俳優人はかなり豪華である。

ちなみに3月末で終了の「わろてんか」であるが、主役の葵わかなは私ごのみの可愛いさゆえ、見ているだけで幸せになる朝ドラであった。しかし、ドラマとしての魅力といえば、可もなく不可もなく、特に印象に残るものではなかった。相変わらず高橋一生人気であったようだ。ヒロインがお婆ちゃんになってもほとんど若い頃と変わらないのは、やや不自然だった。そういう基本路線ですか？とにかくお疲れさまでした。

「ひよっこ」以来、朝ドラ評論家みたいな態度を取っているわたくしでありますが、まあ、あまり参考にされませんように。

考えてみると、朝ドラ終了が、『冊』の年二回の締め切りと重なるんですね。ということは、新しいドラマが始まった頃にはたいてい『冊』の割付け作業してるのね^^;。今号はもう終わったぜ。ははは。