未熟な男が一人孤独にがなり怒鳴り続けているその先は雲であり、星であり、月であった彼はそれらを愛していた。 愛しているからこそ、その我儘な考えを理解せよと傲慢に振る舞う。そんな男心の幼さを馬鹿馬鹿しいと笑わないでおくれいつだって一人になればし
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朧げな現か夢か?はたまた在ったか無かったか?黒い夜の砂絵の中空で薄ぼんやり、青緑に灯す蛍光がポンポリ揺れて、揺られて、ヒラヒラリと手の腹に着く暖かくもない熱くもない溶けるように飛んでいき水田の中へ消えていくあれはなんだろうね?問いかけても答
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