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2006年01月02日21:43

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●寄り道ついで (13)/■正月特番

■日本のマスメディア

 ・正月特別番組には、芸能関係ほか、いろいろあるけど
  報道関係の正月特番をよく見る。

  きょうは、パソコンつけっ放し、TVつけっ放しで
  ケーブルTV・20ch「朝日ニュースター」を見ていた。


 ・愛川欣也「パックイン・ジャーナル 新春版」、
  宮崎哲弥などキャスター5人が一堂に会した
  「新春スペシャル ニュースの深層」、
  金子勝の「新春スペシャル ニュースに騙されるな」
  そして、再放送の田原総一郎「朝まで生テレビ」を観る。


 ・普段は「パンクイン・ジャーナル」を主に観ているが
  特番なので、これらを全部観た。

 ・番組ごとに、出演者や切り口、比重の置き方などの違いは
  あるが、「いま、何が問われているか」私たちの置かれている
  状況はわかる。同じテーマが、いろいろの角度から論じられ
  いやがうえにも、「問題」は明らかにされる。



 ・しかし、不思議に思う。
  これだけ重要な問題が明らかにされ、特に、小泉政権あるいは
  2005年を総括して、まさに「いま、何が問われているか」が
  こんなにはっきりしているのに、その危機の中で、
  マスメディアも人々も、世上には、危機への何の動きもないことが。



 ・識者や論者は、「問題」を指摘はするが、その評論の中に、
  自らの見解と現実とのギャップに対する「焦燥感」や
  「絶望」はあまり見られない。

  あれだけ明晰に見えれば、私なら、自分と多くの人々との
  間に横たわる「溝」を越えるために、もう「評論」などして
  おれないだろうと思う。


 ・かつて「評論」は、その言説が自らにも降りかかり、「それで
  お前はどうするのか」と、問われたように思う。
  いま、TVを観ていて、往年とずいぶん変わったなぁと思うのは
  そのことである。

  いま、TVの中で論じている人々を見ていると、この人々が
  いるから、私にも何が問題がわかるのだけれども、彼らの
  問題提起は「TVの中」に閉じ込められているように思われる。


 ・同じ「朝日ニュースター」で、今晩25時30分から
  「新春スペシャル 高村薫に聞く 現代日本とメディア」がある。
  この人ならば、なんと言うだろうか。



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