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2005年10月21日21:27

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●日々雑感(43)

●「帝国アメリカと日本 武力依存の構造」から

 ・以下の「抜き書き」「書き写し」は、

  チャルマーズ・ジョンソン著、屋城通子訳
  「帝国アメリカと日本 武力依存の構造」
   (集英社新書0252) ISBN:4087202526 定価660円
 
  からです。

 ・よかったら、この本を買ってください。
  そして、読んでください。

 ※この話題の書き起こし
  日々雑感(40)
    ・http://mixi.jp/view_diary.pl?id=46771766&owner_id=1040600  


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■世界には・・・

 ・今日の地球上で、他国民の住む領域に大規模な軍隊を
  派遣しているのは、実際にアメリカだけである。


 ・アメリカは冷戦中、日本・韓国からはじまって、
  台湾・フィリピン・タイにつながり、さらには
  オーストラリア・ディエゴガルシア・サウジアラビア・
  エチオピア・トルコ・ギリシャ・イタリア・スペイン・
  ポルトガル・ドイツ・イギリス・アイスランドにいたる
  軍事基地の連鎖を作り上げ、数千単位の軍事施設で
  ソ連と中国を包囲していた。
 

 ・2001年9月11日の同時多発テロ直前には、
  アメリカは世界中の139ヵ国に21万1000人の
  軍関係者を配置し、ほかに、2万6000人が
  他国の領海上で海軍艦艇の任務についていた。


 ・21世紀が始まった時点でも、日本と韓国には、
  依然として10万のアメリカ軍人と、ほぼそれと同数の
  非戦闘員や家族がいた。



■日本・沖縄

 ・1995年、日本には4万3885人の米軍関係者がいたが
  そのうち、沖縄には2万7676人の米軍関係者がいた。
    (海兵隊 1万8081人)
    (空軍    7244人)
    (海軍    1441人)
    (陸軍    1017人)

  沖縄をのぞく、日本のほかの地域には1万6209人
  がいた。それは、全部あわせても沖縄の60%にすぎない。
  さらに沖縄では、米軍人が沖縄女性に生ませて見捨てた子供が
  2万人ぐらいいると思われる。毎年、アメリカ人と沖縄の
  女性との間に200人強が生まれる。これは米軍人100人に
  1人の計算になる。


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●帝国アメリカと従属国・日本

 もし、ある他の国が米国と同じことをしたら、
 アメリカはどんな思いをし、どんなことをいうのだろうか。

 アメリカが他国に長居しすぎていることは、誰の目にも
 あきらかなことだ。

 にもかかわらず、「テロの脅威」をばらまくことで
 世界の帝国として、その覇権を維持するシステムを作り上げようと
 している。

 そして、日本は「力こそ正義」というアメリカの政策に同調し、
 その同調振りは、自国の憲法まで侵し、テロの脅威を呼び込む
 ことさえ平気な異様さである。



■次号(日々雑感44)を読む
 ・http://mixi.jp/view_diary.pl?id=47569322&owner_id=1040600

●同じ話題の続き(日々雑感49)を読む
 ・http://mixi.jp/view_diary.pl?id=49043450&owner_id=1040600



■前号(日々雑感42)を読む
 ・http://mixi.jp/view_diary.pl?id=46882155&owner_id=1040600

●同じ話題の前回(日々雑感40)を読む
 ・http://mixi.jp/view_diary.pl?id=46771766&owner_id=1040600


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