●「帝国アメリカと日本 武力依存の構造」から
・以下の「抜き書き」「書き写し」は、
チャルマーズ・ジョンソン著、屋城通子訳
「帝国アメリカと日本 武力依存の構造」
(集英社新書0252) ISBN:4087202526 定価660円
からです。
・よかったら、この本を買ってください。
そして、読んでください。
※この話題の書き起こし
日々雑感(40)
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■世界には・・・
・今日の地球上で、他国民の住む領域に大規模な軍隊を
派遣しているのは、実際にアメリカだけである。
・アメリカは冷戦中、日本・韓国からはじまって、
台湾・フィリピン・タイにつながり、さらには
オーストラリア・ディエゴガルシア・サウジアラビア・
エチオピア・トルコ・ギリシャ・イタリア・スペイン・
ポルトガル・ドイツ・イギリス・アイスランドにいたる
軍事基地の連鎖を作り上げ、数千単位の軍事施設で
ソ連と中国を包囲していた。
・2001年9月11日の同時多発テロ直前には、
アメリカは世界中の139ヵ国に21万1000人の
軍関係者を配置し、ほかに、2万6000人が
他国の領海上で海軍艦艇の任務についていた。
・21世紀が始まった時点でも、日本と韓国には、
依然として10万のアメリカ軍人と、ほぼそれと同数の
非戦闘員や家族がいた。
■日本・沖縄
・1995年、日本には4万3885人の米軍関係者がいたが
そのうち、沖縄には2万7676人の米軍関係者がいた。
(海兵隊 1万8081人)
(空軍 7244人)
(海軍 1441人)
(陸軍 1017人)
沖縄をのぞく、日本のほかの地域には1万6209人
がいた。それは、全部あわせても沖縄の60%にすぎない。
さらに沖縄では、米軍人が沖縄女性に生ませて見捨てた子供が
2万人ぐらいいると思われる。毎年、アメリカ人と沖縄の
女性との間に200人強が生まれる。これは米軍人100人に
1人の計算になる。
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●帝国アメリカと従属国・日本
もし、ある他の国が米国と同じことをしたら、
アメリカはどんな思いをし、どんなことをいうのだろうか。
アメリカが他国に長居しすぎていることは、誰の目にも
あきらかなことだ。
にもかかわらず、「テロの脅威」をばらまくことで
世界の帝国として、その覇権を維持するシステムを作り上げようと
している。
そして、日本は「力こそ正義」というアメリカの政策に同調し、
その同調振りは、自国の憲法まで侵し、テロの脅威を呼び込む
ことさえ平気な異様さである。
■次号(日々雑感44)を読む
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●同じ話題の続き(日々雑感49)を読む
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■前号(日々雑感42)を読む
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●同じ話題の前回(日々雑感40)を読む
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