mixiユーザー(id:1940449)

2023年08月27日22:31

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国語の授業

漢文や古語を勉強する必要はあるのか?みたいな話がる
おれは国語の授業は
夏目漱石の「猫」を小学校の一年生から暗記捺せればいいと思う 音読したりして
あの時代の口語 言文一致体は言文一致ではあるけれども浪曲や謡などとにたような75調がある75調は文章として読みやすく馴染みやすい
黒岩涙香なんかもあの時代の作家だがレ・ミゼラブルみたいな古典も彼の手にかかればお涙頂戴物だw
漱石の「猫」は現代でも通じるギャグ満載で小学生でも喜んで読むだろうし 読めば自然と古典の知識も身につく

まーそのへんはおいといて
古文漢文あるいは旧仮名遣いなんかはいわゆる書き言葉中心の教養で
話し言葉とはまた別である
昔から 身分の高い人の教養として書き言葉のを身につけるのは絶対に必要な能力だ
その理由は 方言が分からなかったからである
書き言葉は日本共通の「教養」であって島津の殿様の手紙を津軽の殿様でも意志は通じるのだ 
話言葉のままだったら おそらく伊達政宗の言葉は徳川家康には通じないw
書き言葉があまり重要ではなくなって単なる教養となったのは
明治に入って全国に学校ができ共通語が設定されたからだ
面白い話だが 沖縄のような場所では離れ小島でも標準語が通じるらしい
逆に島言葉は通じないので共通語として標準語が使われたためらしいw

要するに書き言葉に使われる漢語や文語は日本という国の中で共通語だったわけだ
で言文一致体はある意味日本という国家が独立した共同体であるという文化的基礎だ
言文一致体を推進したと言われる作家の多くは留学経験者だというのも
そのあたりにゆらいがあるのかもしれない
言文一致の小説が日本中で小学生からお年寄りまで愛読されるような社会は
漱石からみれば夢のような文化的統一感だったろう
それにはそれなりの責任感があったことであると思いたい
そんな漱石のギャグを日本人はじっくり読まなくてはならないw
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