mixiユーザー(id:28703480)
2023年05月14日07:46
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寄り所と拠り所
何の話だろ？
まあ、日々の雑感というか、なんというか・・・
先日、旧知の仲のコシバチョフ氏が来仙して、石巻に行きたいというので、じゃあ久しぶりに一緒に写真も撮りたかったので、アテンドさせていただくこととなった。
さて、どこへ行きたいか？という事になり、石ノ森漫画館と大川小学校という事になったのだが・・・まあ、石巻漫画館はちょくちょく行ってたので、とりあえず記憶を「拠り所」に出かけたわけであるが・・・これが、たどり着けない
というのは、石ノ森漫画館は川の中州にあるのだが、横に大きな橋が出来てしまい（この橋は対岸に渡っていて中州を迂回してしまう・・・）
なんじゃこりゃ・・・対岸で方向転換し、旧市街に戻ると今度は一方通行に阻まれてなかなか橋の入り口に辿りつかない。
まあ、そんなこんなの珍道中ではあった。
その後、大川小学校へ行こうということとなり、（震災遺構の大川小学校は過去何度か行ったことがあるが・・・記憶がおぼつかないのでカーナビを「拠り所」とすることとした）
カーナビの導くまま、目的につくと・・・なんじゃこりゃ
そこには真新しい移転後の大川小学校である。
（そりゃあ、そうだよなあ・・・あれから１２年も経っている。１年で入学し、６年で卒業・・・丸２周している）
大川小学校というと震災遺構の大川小学校の事・・・それは世間の思い込み、我々の認識違いだ。
というわけで、住所から入力しもう一度目的地をセットしながら今度は「震災遺構 大川小学校」へと向かい無事辿りついたわけだ
久しぶりに見る震災遺構 大川小学校はかなりインパクトがあり、感慨深いものがあるのだが・・・
問題はその道中、県道３０号線である。
北上川と運河に挟まれたその直線道路は迂回路も信号もなく、まるでバイパスや高速のようにまっすぐな道だ。
快適といえば快適なのだが・・・全く情緒がない。
折角、一級河川の北上川が横に流れているにも関わらず、堤防には阻まれて全く見えない。
（最も、その川を津波が逆流してきてあたりに甚大な被害をもたらしたのだから当然といえば当然なのだが・・・・）
「より所（拠り所、寄り所）」っていったいなんだろう？
ってことを深く考えた。
震災遺構は震災を忘れないという人々の記憶の「拠り所」のはずだから・・・そこにスムーズに行けるというのはもちろんいいことなのだろうけど・・・
「寄り所」がないではないか？
そもそもこれじゃあ、行ってみようという気にならないんじゃないか？
だいたいにして、人がいない旧市街。それを取り囲むような復興住宅。そして観光施設。それらの間に繋がりが見えてこない。
さて、話は変わって気仙沼・・・
海側は整地されてしまったが、山側はまだ古い町並みが残っている。
もちろん、海側も新しい生活がはじまっている・・・
ただ、心の拠り所としての故郷になるにはまだまだこれからなんじゃないかな？
（もちろんこれは私見であり、住んでる方々にとっては大きなお世話なんだと思う。
そして、この先、誰もが既視感を抱くような日本の原風景としての港町になって欲しいと思う・・・これも勝手な思いだ。）
まあよくわからないけど、少なくとも経済的な合理性やアルゴリズム分析だけじゃあ、街は育たないような〜。
そんなことを感じた
まあ、日々の雑感というか、なんというか・・・
先日、旧知の仲のコシバチョフ氏が来仙して、石巻に行きたいというので、じゃあ久しぶりに一緒に写真も撮りたかったので、アテンドさせていただくこととなった。
さて、どこへ行きたいか？という事になり、石ノ森漫画館と大川小学校という事になったのだが・・・まあ、石巻漫画館はちょくちょく行ってたので、とりあえず記憶を「拠り所」に出かけたわけであるが・・・これが、たどり着けない
というのは、石ノ森漫画館は川の中州にあるのだが、横に大きな橋が出来てしまい（この橋は対岸に渡っていて中州を迂回してしまう・・・）
なんじゃこりゃ・・・対岸で方向転換し、旧市街に戻ると今度は一方通行に阻まれてなかなか橋の入り口に辿りつかない。
まあ、そんなこんなの珍道中ではあった。
その後、大川小学校へ行こうということとなり、（震災遺構の大川小学校は過去何度か行ったことがあるが・・・記憶がおぼつかないのでカーナビを「拠り所」とすることとした）
カーナビの導くまま、目的につくと・・・なんじゃこりゃ
そこには真新しい移転後の大川小学校である。
（そりゃあ、そうだよなあ・・・あれから１２年も経っている。１年で入学し、６年で卒業・・・丸２周している）
大川小学校というと震災遺構の大川小学校の事・・・それは世間の思い込み、我々の認識違いだ。
というわけで、住所から入力しもう一度目的地をセットしながら今度は「震災遺構 大川小学校」へと向かい無事辿りついたわけだ
久しぶりに見る震災遺構 大川小学校はかなりインパクトがあり、感慨深いものがあるのだが・・・
問題はその道中、県道３０号線である。
北上川と運河に挟まれたその直線道路は迂回路も信号もなく、まるでバイパスや高速のようにまっすぐな道だ。
快適といえば快適なのだが・・・全く情緒がない。
折角、一級河川の北上川が横に流れているにも関わらず、堤防には阻まれて全く見えない。
（最も、その川を津波が逆流してきてあたりに甚大な被害をもたらしたのだから当然といえば当然なのだが・・・・）
「より所（拠り所、寄り所）」っていったいなんだろう？
ってことを深く考えた。
震災遺構は震災を忘れないという人々の記憶の「拠り所」のはずだから・・・そこにスムーズに行けるというのはもちろんいいことなのだろうけど・・・
「寄り所」がないではないか？
そもそもこれじゃあ、行ってみようという気にならないんじゃないか？
だいたいにして、人がいない旧市街。それを取り囲むような復興住宅。そして観光施設。それらの間に繋がりが見えてこない。
さて、話は変わって気仙沼・・・
海側は整地されてしまったが、山側はまだ古い町並みが残っている。
もちろん、海側も新しい生活がはじまっている・・・
ただ、心の拠り所としての故郷になるにはまだまだこれからなんじゃないかな
？
（もちろんこれは私見であり、住んでる方々にとっては大きなお世話なんだと思う。
そして、この先、誰もが既視感を抱くような日本の原風景としての港町になって欲しいと思う・・・これも勝手な思いだ。）
まあよくわからないけど、少なくとも経済的な合理性やアルゴリズム分析だけじゃあ、街は育たないような〜。
そんなことを感じた
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