宗派 真言宗中山寺派
本尊 十一面観音
開基 伝聖徳太子
中山寺の奥之院は山道を1時間ほど歩いたところにあります。
近隣住民の手ごろなハイキングコースになっているらしく、多くの人が訪れています。
とくに高齢者のグループや親子連れが目立ちます。
奥之院には厄神明王がまつられています。
厄神明王は門戸厄神にまつられている尊格です。
しかも、有名な門戸厄神よりも、こちらのほうが歴史は古いのだそうです。
寺伝によると聖徳太子の頃だといいます。
ほんとうに聖徳太子と関係あるのかはわかりませんが、仏教渡来以前の信仰が、仏教の中に組み込まれていった名残りなのでしょう。
今も聖地らしい雰囲気が濃厚に漂っています。
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