mixiユーザー(id:1940449)

2022年10月05日19:04

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脳と社会 5



さあ いよいよ散逸構造 プリゴジン の出番です
人間の脳は何億というニューロンの作用によってできています
じゃあ 同じ刺激の下で同じように反応する 決定論的な構造になっているのでしょうか
実際 ついこの間まではそう思われてきました
しかし 同じ一つの脳でも 数多くの反応がそれぞれモジュールごとに起こり
その集大成である結論は 全く予測のできないもの
「創発」によって作り上げられます

いわば 決定論的には人間の行為は決まらない
同じ情報からでも大まかな確率的な傾向は出せてもその細部まで一致させることはできない
と言えます
いわゆるディベートなんかでは 左脳の「言い訳比べ」であって
より真理に近づくという行為にはいつまでやっても近づけないインタープリターモジュールの性能争いに過ぎませんw
なんでアメリカなんかではそういうのが盛んなのか全然わかりませんなw

これがそのまま自由意志ということではありませんが
少なくとも人間の意思の先読みはできないんだ ということです
この辺り難しいところです
単に先行きは決まっている から 先行きは厳密には決まっていない
となっただけです
ここで 辛うじて言えるのは
これまでの人間の信じてきた価値観や それによって指針としてきた道徳は
単に 生物的に組み込まれてきたシステムが作り上げてきたもので
いわば 虚構であるということです
民主主義も自由も平等も 増えてきた人間の数が作り上げた自己組織化の結果である
もっと言えば物理的に発生する偶然の結果であるとも言えます

あれまーw
続くw


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