mixiユーザー(id:1940449)

2022年10月03日02:34

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脳と社会 2




この辺りは非常に重要なところで
なぜ重要かとえば 
数十年前まで生得的に脳にある程度の情報が存在するということが 人間にはわからなかった
いわゆるタブララサ 人間の脳は白紙状態で生まれてくるという学説が信じられてきたということです
あまりにさ最近までそう信じられていたために
それ以前の学問分野の一部は根底から覆ることになるかもしれなせんw
つーか 覆ります 確実にw
まー 社会学の一部なんかですが
まだ脳科学自身が発展途上にあるのであまり強くは出てないだけなのかなあとも思います

このタブララサ説 言い出したのはジョンロックで
彼は言わずと知れた 今日の民主主義を作り上げた一人の哲学者です
彼は人間とは生まれた時は真っ白の紙のような存在であると人間を理解しながらも
その理解をもとに民主主義を提唱したわけです

ところが人間は他の生物同様に 遺伝子に組み込まれた情報を持って生まれてきている
まーわかりやすく例を挙げて言えば
ホモサピエンスの雄雌は生まれた後の教育によって男らしさ女らしさが作り上げられる
みたいに 男女平等をいう社会学者はいうわけですが
これがタブララサが否定された後どうなるのか?
これはもう少し時代を経てからしか結論は出ないでしょうが
結構大きな前提が変化することになります

もちろん 生後の社会に出てからの刷り込みみたいなものはあるでしょう
しかし オスとして生まれたオスの持っている遺伝子は
男らしさを習得しやすくメスは女らしさを習得しやすいといった傾向にあるといったような
そういう遺伝子上の足かせはつけているはずだ と言った考え方も成り立ちます
まー 無理に違う性を教えて実験をししてみるなんてできませんから
はっきりと答えは出ないでしょうが
「どちらかと言えばこちらを選ぶ」といったsexのあり方みたいなものは存在するんだろうなあと思います

要は 社会が教え込んでいくといった可塑性を持ったものが人間の脳ではなく
ある程度の制約を持って偶然行動は決まっていく
という感じになる
すなわち 人間の活動は 社会的な人文科学の範疇にはなく
物理的 数学的な脳の解析 
そしてそれを基にした生物学的なものによって決まるということです



とりあえずこの辺で次に続きますw





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