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2022年08月08日16:32

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Tout s'est bien passé/Everything Went Fine 2021年作品

6.5/10
フランソワ・オゾン監督
エマニュエル・バーンハイム原作
ソフィー・マルソー アンドレ・デュソリエ
シャーロット・ランプリング ハンナ・シグラ ジェラルディン・ペラス
エマニュエル・バーンハイム原作でフランソワ・オゾンにとっては
エマニュエル・バーンハイムは「まぼろし」「スイミング・プール」
等で脚本を映画化している盟友といったところ。
丁度そうした作品はオゾンが一躍脚光を浴びた作品ではないだろうか。
バーンハイムは2017年に肺癌で亡くなっており、本作は彼女に捧げられている。
本作は脳卒中で倒れた父親(デュソリエ)が尊厳死をを選ぶ話で、
娘(マルソー)ら家族が右往左往するというもの。
デュソリエの演技がなかなか素晴らしいのと、妻役もランプリングの存在感。
ランプリングは無表情(いつもだが)なのだけれど、パーキンソンと鬱を
患っているという設定でいつも以上にしっくりきていた。
尊厳死をめぐるフランスでの対応に関してスイスでの尊厳死を選択し、
家族がフランスの方に抵触しないようにする様は、なかなか興味深く、
尊厳死に関しては日本でもスイスに行くだろうから、勉強にはなる。
ただし、尊厳死自体をもっと深く取り上げるならばスイスやオランダを
舞台にした作品が適切と思われる。なので隔靴掻痒と表現したい。
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