宗派 高野山真言宗
本尊 大聖歓喜天
開基 聖徳太子
摂津国巡礼の1番は驚くべき場所にありました。
大阪市地下鉄日本橋駅から北東、道頓堀川から一筋北の島之内です。
このあたりはディープな中華料理店やアジア食材の店が密集する大阪の中でも最もディープでエキゾチックなエリアです。
お寺の前はずいぶん前から何度も通り過ぎたことはありました。
あざやかな朱色に塗りたくられた山門はどことなく中国風で、なんとなくあちら系とかかわりあのあるお寺なのかなと思っていました。
まさか聖徳太子の開基になり、摂津国八十八箇所の1番に定められるほどの古刹とは思ってもみませんでした。
お大師さんよりも日本橋の聖天さんとして、あるいは七福神めぐりの弁天さんに、いまも香客の姿が絶えず、納経所の前には列ができていました。
それでも高齢のお坊さんが、ゆっくり丁寧に朱印をされていました。
納経所にはネコのしんちゃんの写真が飾ってあり、餌と水が置いてありましたが、残念ながらしんちゃんの姿を拝むことはできませんでした。
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