mixiユーザー(id:28703480)

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2022年01月23日12:41

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ドウ・イット・クリーン

その昔、コンビ二でおにぎりが発売された当時って、なんかあんなもん味気ないよねえ・・・なんて思ってたけど、今になってみると誰が握ったかわかんないようなおにぎりなんかよりは、コンビニの工場できっちりと衛生管理のもとで作られたおにぎりの方が安心だっていう人は多いと思うんだ。
例えば、この狸のおにぎりなんかだと、食べるのもったいねー！とかいうより、こんなに手の込んだおにぎり食べたくない（人の手が入っている）っていう人が圧倒的に多いと思うんだ

まあ、映えとやらで写真には撮るだろうが(￣▽￣)📸・・・

或いはコンビニでペット入りのお茶なんかが発売になったときも同様で、なんでお茶や水をペットボトルで、しかもお金出して買わなきゃいけないのか

なんて思ったものだがいつのまにか定着してしまった。

これはどういうことか？というと我々日本人がキレイ好きであり、類まれなる衛生観念をもっているという事で、それはどんどん拡大傾向にあり、例えばCovid19みたいなフックがあるとブースターがかかるって事じゃないのか？って事だ・・・

例えば、昔からコンビニの冬の売れ筋であったおでんというものがある。

コロナ以前には常にレジカウンターで売られており、その香ばしい匂いにつられついで買いしたものだ・・・

昭和の昔にプッチンプリンという商品が発売になった。
当時、子供だった僕にもその商品は極めてアトラクティブで画期的に思えた・・・
そして暇さえあれば皿の上にプッチン、プッチンやって遊んでいた。
まあ、そのうちやらなくなるのだが・・・なぜか？
めんどくさいのだ(￣▽￣)・・・皿洗わなきゃいけないしね・・・
あとから考えてみると本来、皿に盛り上からカラメルソースをかけるプディングなるものをカップに入れ、逆さからほじくる食べ方の方が画期的だったのだ

味の薄い部分を我慢して掘り進め、焦げ茶色のカラメルソースのほろ苦さに辿り着いた瞬間の快楽・・・そう日本人はプリンやアイスクリームをカップに詰めた時点で新しい食べ物を発明していたのだ（例えばそれは具の見えない茶碗蒸しあるいはそれこそ、おにぎりという食べ物にも近い発想かもしれない）

そう日本人の衛生観念から来る潔癖症傾向（？）というものはCovid１９を端にするものではない・・・まあ、それがブースターになっていることには間違いないとは思うが・・・

最近よくいろんな業界、とりわけ食品業界の人たちとアフターコロナについて話す機会が多い。
よく言われるのが、潔癖傾向は不可逆だという事だ

一度、設置された消毒液は撤去は出来ないだろうし、厨房でマスクをするという習慣はもうやめられないという事だ。

さてでは寿司はどうなる？職人技はAIやロボットにとって代わられるか？
お茶はアルミ缶になるのか？

いつかそんな日もくるかもしれない・・・
そんなことを考えている。

ふと見るとスーパーは無人レジが増え、一部コンビニエンスストアでも支払いは非接触となっている。

衛生観念っていうやつは生理的な感覚で、理性ではコントロールが難しい。

そして潔癖症とは嗜癖であり、語弊があるかもしれないが一種の病理だ。

粕酢のきゅうりが元に戻らないように、消毒漬けの社会が元に戻ることはない。

我々はもう昭和の時代へは戻らない。

さて、オミクロン株がどうなるのか？
海底火山噴火と津波のメカニズム・・・そういうのはさ、専門家の方々に委ねる。

専門家ではない我々はアナロジーで考えるしかない。
（蛇足ながら、昭和の昔あの札束風呂のような怪しげな広告にたまにNASAが考案なんていかのがあった・・・その手が今の怪しげなバズで、ネット時代のいわゆる信頼出来るスジの情報の類いではないのか？）

自分の身の回りの変化をつぶさに観察しながら・・・