mixiユーザー(id:28703480)

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2021年08月17日06:41

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慕情

インフォデミックという言葉がある。
インフォメーションとエピデミックの造語だ。
別に難しい話をしようとしているわけじゃない。
まあ、情報のパンデミックみたいなもんだ。

昨今のように情報が錯綜し、何が真実かよくわからない・・・そんな時代にこそ、情緒を大事に生きようという提案である。
例えば、映画タイタニックの中で沈みゆく船の中で、楽団が最後まで演奏を続けたように（あんまりいいたとえじゃないか

？）

情報っていうやつはただ積み重なっていくだけだ。
だからこそ、そのトリートメントが何より大事であり、情報処理学っていう学問体系があるわけだ

最近、やっと地球温暖化の真因っていうのが人間の活動によるものだっていう結論が出たそうだが・・・そんなことは我々は「情緒的」に何十年も前から理解していたわけだ・・・
（ところが、その結論を出すために牛の出すメタンガスの総量は云々、実は現在の氷河期に向かう過程での間氷期への移行現象云々・・・なんていろいろと情報、係数を重ねて・・・そうそれだけ情報処理っていうのは複雑なのだ。）

そんなこんなで、現在まで結論を先延ばしにしてきたわけだ。（先延ばしってわけじゃなくてそれは容易に結論づけ出来ないというのが本当だろう・・・）

何故なら、その結論っていうのは突き詰めると地球って星にとって人間活動なんて害悪に過ぎないって事になり、とりわけそれが産業革命を端にする人間の経済活動に関わりがあるとなると、よく言われる人口抑制のための粛清論みたいなのが現実味を帯びてきちまうのだけど・・・

まあ、そうならないためにSDGｓみたいなのがあるんだと思う

オリンピック前によく正気の沙汰じゃない・・・とか、呪われたオリンピックであるとか・・・散々批判的な言葉がささやかれた。
ただね・・・そいつは「復興オリンピック」っていう名目があったからさ・・・

僕個人としては絶対にやってほしいって思っていた。
それは極めて情緒的な希望であるわけで・・・
そして、そこには疫学的な根拠や感染学的に安全だとエビデンスがあるというわけじゃない。

ただね、この世界っていうのは情報だけじゃないって思うし・・・ましてや感動や希望なんてやつは係数化できない情緒だと思うんだよ。

例えば、情報に寄り掛かりすぎるとさ・・・世界は硬直化してしまい身動き取れなくなっちまう。なぜならもう人類の活動自体がこの地球にとって害悪だという結論が出ちまっているんだからな

（だからと言って猫のために生活保護者を切り捨てていいってことには当然ならないわけで・・・）
「呪われてる」という言葉自体にはすでに呪いがかかっていて、例えば、何か不具合や不都合があったときに人間っていうのは「そうら、みろ！いったとおりじゃないか？」って言いたくなるだろ(￣▽￣)？
既にネガティブな事象が成就する事を無意識に願ってしまう・・・

静けさや　岩に染み入る　蝉の声