最低時給 最低賃金を一時間あたり2000円以上にすべきだ
そして できうるなら時間の経過とともに3000円レベルまで持っていくべきだ
しかも日本全国共通の価格として
のような話は 暴論だと言われることが多い
その理由は
それではますます中小企業の経営を圧迫する
かえって雇用が少なくなる
などの理由だ
よく言われるのが
隣国韓国では最低賃金を上げたためにかえって格差が大きくなった
との話だ
しかし 最低賃金をあげなければならないというのは
ほぼ共通認識で
このままでは内需も上がらないし
全体的に貧困化が進み 日本経済が遠からず沈む
だが あげなければいけないと共通認識のある最低賃金も
実質的にはほとんど上がらず
この何十年かを過ごしてきた
この最低賃金が低く抑えられているのを
あげようと言う話が中途半端に終わるのも
大きな上げ幅を暴論だと割れるのも
その議論が
中小企業の倒産を前提としているからだ
しかし考えてみれば
企業がある程度倒産し そこに新しい企業が入りんで行くことは
自由主義英剤の基本である
健全な資本主義 自由主義は
企業の倒産を前提としたシステムであって
それを保護し過ぎれば機能不全に陥る
ただ 現状維持をよしとし
そのシステムに則った上での普通選挙を行えば
その現状は変わらない
それこそ没落への道である
最低賃金が上がれば
おのずから設備投資が増える
高い単価を使って労働者を雇うより
その仕事を機会に任せて労働生産性を上げた方が
企業にとっても良い
と言うか これは必然性のあることで
避けようもない
労働者にしても
低い賃金で甘んじていれば
生産性のない企業にしがみついていることになり
ゆくゆくは失業するしかない
経済がボーダーレスになればなおのことだ
さらに言えば
景気が良くなればおのずから求人は増え
必ず失業率は落ちる
企業の効率が上がれば儲けも上がり
儲けが上がれば企業数も増える
最低賃金が全国一律であれば
生産や人口の過度な集積もなければ過疎化も少ない
政府は最低賃金を上げると同時に
設備投資に大幅な出資をすると同時に
一時的な失業者に対する手当てをし
構造的な不景気にピリオドをつ必要がある
同時に
ある程度のインフレ率も想定した上で
製品お価格の上昇を容認した方がいいだろう
今後 ものすごい勢いで自動化とAI化が進む
これは止めようとしても止まらない
今までの歴史で(とは言っても昭和以降だが)
10年の進歩が2年以下で進むのは間違いない
その時に必要なのが
新しい最低賃金を前提とした設備だ
時給千円を前提とした設備と時給2千円を前提とした設備では全然違うからだ
と ドカタが入ってもしょうがない話ではあるがw
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