mixiユーザー(id:1940449)

2021年04月28日23:51

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あたいの進化論6 言語の問題について

言語はなぜ人間だけに発達したのか?

今の学説では
言語が発達したのは 脳そのものが新たに発達したわけではなく
脳の部位をつなぐ神経系に
ミエリン鞘というグリア細胞の一種が保護膜の役割を果たし
全体の中で言語に関する部分の機能が伸びた結果であるということだ

このミエリン自体は いわば獲得形質として遺伝するもので
最初は単なる合図的なものであったとしても
世代を重ねる上で より複雑な言語に発達していくことができる

要するに 言語を話す前の人間という種でも
言語を話すずっと前から 言語を使うことができる脳を持っていたということであり
その脳は他の用途に使われていたもので
ミエリンの作用によって 言語らしきものから言語への切り替えは可能だったということだ

それはすなわち
言語を話す人間は一個体ではなく
数千年から数万年という時間の中で
人間が作り出す環境の変化に対応して
世界同時発生的に生じたのであろうということだ

話すべき時が来たら
脳はもう出来ているので その脳を活用して
言語は成り立ったというわけで
最初から 一人の人間が話せるようになったわけではない
そしておそらく最初のミエリンが出来てからも
ただそれは呼びかけとか合図に使われただけで
集団が大きくなり コミュニケーションを必要とする時代が来れば
閾値を超えて 一気に広がっていったということになる
変化は一瞬で広がる
温度を下げる素子をボールペンでつつくようにw
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