韻踏詩『攻城戦』

攻城戦　走る顔に紅潮、線　
Ｎo 　挑戦？　んじゃ望む券はいだたけません　

攻城戦　走る顔に紅潮、　線
Ｎo　挑戦？　んじゃ望む券はいただけません

攻城戦　ここから始める　口攻勢
攻城戦　心から　やってやる　超攻勢　



　それじゃいただけん、頂けは望めません　のぼせあがんな　おとぼけ　してると言っとくぜ

　きっと苦戦　嫉妬くせえ　やつらは切っとくぜ　知ってくれ　誰もが始まるみてくれから支度してそれでも見てくれと　いや聞いてくれ　いや『よんで』くれ

　行って　知って　見て　聞いて繋がった接点　感じた一片　起点になってどうかしちゃって　そうかそこが境界線　もう一度言う『よんでくれ』

　拠所(よんどころ）ない　夜　寄る　ところも呼ぶ友もいない日は切ない　寄る辺ない飲んだくれの今　だから何度でも今　『よんでくれ』　この口上兼証言を　　



攻城戦　走る顔に紅潮、線　
Ｎo 　挑戦？　んじゃ望む券はいだたけません　

攻城戦　走る顔に紅潮、　線
Ｎo　挑戦？　んじゃ望む券はいただけません

攻城戦　ここから始める　口攻勢
攻城戦　心から　やってやる　超攻勢


　ちょこっと飲む　紹興酒　かじかむ苛立ちにちょっと興奮　もうすぐ始まる　走攻守　待ちわびてこそっと吸うショートホープ　

　けむい煙、煙に巻かれ騙され黙らされて痣だらけ　向かう先は穴だらけ　でも見つめるのは明日だけ

　足掛け三年　確かに足りねえ　似たり寄ったりそれでもニヤリ笑ったり挑んだり　

　不幸なる生い立ち　不毛な声たち　有象無象の苦労苦悩苦情　スルーして叫ぶこの向上心で乞う行進を

　『爽快　口角上げてとにかくまわせ脳回転　無理でもそう描いて　合図が来た！　強大なる境界線　後悔せんといざ攻城戦と』