高野山真言宗
本尊 千手観音
観音寺は街道沿いの街中にある霊場です。
境内はさほど広くなく、門の両側にぎっしりと並んだ奉納者の名を刻んだ石柱が無ければ札所であることに気付かず通り過ぎそうなところです。
あまり特徴の無いお寺といえばそれまでですが、ここには炎に包まれた女性が描かれた奉納額が本堂に掲げられておるそうです。
なんでも姑をいびって、折檻した女が遍路の途中、練れた衣を火で乾かしていたところ引火して全身火だるまになったといいます。
明治時代の実話ということなのですが、なんとも恐ろしい絵があるものです。
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