「ブダペストの古本屋」を読むと、徳永氏の蔵書は相当なものと思われます。
徳永氏とその蔵書はどうなったのか…気になったので調べてみました。
徳永氏は2003年に91歳で亡くなったということです。
その蔵書がどうなったか、その経緯を書いたものが見つかりました。
http://www.ne.jp/asahi/kaneko-tohru/languages-nowar/newpage51.htm
いやー、さすがにすごいですね。ご本人も整理しかねていたのでしょうか。
これを整理したお弟子さんたちの努力たるや…。そもそもあまりの量に圧倒されて、手を付けるまでに何年かかかったというのもすごいです。
ただ、作業そのものは大変でしたが、「宝の山で遊んでいるようなもの」という感覚になったというのが興味深いです。やはり学問を修める人にとっては、貴重な文献に触れられるのは喜びなのですね。
お弟子さんたちの努力の結果、膨大な蔵書も落ち着き先がみつかったようで、よかったです。
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