尾張藩 徳川氏 56万3200石→61万9500石
城下町というには規模が大きな名古屋。
日本でここより大きい樹下町といえば、江戸(東京)と大阪ということになります。
江戸がお城から東に市街地が広がり、大阪がお城から西に市街地が広がっているという点から見れば、名古屋はお城から南に市街地が広がっています。
お城のすぐ南は官庁街。
そしてその南はビジネス街。
さらに南へいくと庶民的な色合いが濃厚になります。
尾張徳川家は豊かな家だったそうです。
領民の租税負担も低く、江戸期を通じて一揆がなかったのが尾張藩だとされています。
そういった江戸時代以来の余裕が名古屋の町の端々に感じられます。
もちろん現代の名古屋の豊かさは尾張藩とは関係なく、トヨタの企業城下町であることにあるのでしょうが。
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