梅小路公園は旧国鉄の貨物駅跡地を公園化したもの。
オープンしたのは比較的新しく平成に入ってからのことです。
オープン当初は、木を植えたところですといった作り物感が満載だったのですが、さすがに四半世紀たってなじんできたようです。
公園がある梅小路界隈は京都市内の中でも緑に乏しいエリアなので、貴重なオアシスになっています。
近在のお年寄りの格好の散歩コースになっているらしく、朝通勤時車窓からベンチに座って行き交う列車を眺めている人生の先輩の方々をよく見かけます。
このかたがたは鉄道マニアの可能性は低いと思いますが、この公園ほど鉄道マニアの需要にこたえる公園も少ないのではないでしょうか。
いながらにしてＪＲの列車を観察することができます。
公園に隣接して京都鉄道博物館が4年前に開館しています。
もともとこの場所にあった梅小路機関車館を母体に、大阪にあった交通科学博物館のコレクションが集まり、ＪＲ西日本が誇る鉄道博物館となっています。
その意味でも日本有数の鉄分が濃い公園といえましょう。
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