mixiユーザー(id:28703480)
2020年05月30日07:50
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グッバイから始めよう
もう。わしゃこれ以上何も食えん！！
人間が肉体を持って生きている以上ゴミは出る。
ふーっすっきりしたぜ
「後始末」っていう言葉があるけど「始末」という事を考える。
アフターコロナなんて言うのにはまだ早い感じはするんだけどね。
昔、関東の青年が京都に料理の修行にいった。
アヒル（炊事場をアヒルのようにぺたぺたと歩き回るかららしい）と呼ばれる見習いの時に先輩料理人から「おい、これ腐っとるから（ほか）しといてや」といわれたそうだ。
青年は変だな？なんて不思議に思いながらもその腐った食材を大事に（保管）した。
翌日また、青年は「おい！これまだ食えるやろ？しっかり始末つけといてや！」と言われて、これまた変だな？なんて感じながらそれらをゴミ箱に放り込んだ。
青年はこっぴどく怒られたそうだ
本当の話だ。
関西では捨てる事を（ほか）すといい、始末というのは使い切るという意味・・・即ち始めから末まできっちり大切に扱うという事だ。
何事も始末が大事なのだ
アフターコロナなんて言っても僕は人間っていうのは本質的に変わらないんじゃないか？
なんて思ったりもするけど・・・
それでもきっちりと今回学んだ事は胸に刻みたい。
僕は今回の一連の騒動で資本主義経済っていうヤツはつくづく「不要不急」を増長するように出来ているという事を学んだ。
そして始末という事の大切さを学んだ。
医療従事者しかり、みんな巣ごもりしている間に社会を動かしてくれていた人しかり・・・そう、人間が肉体を持つ限り、絶対にテレワークではカバー出来ない仕事がある。
デリバリーが流行ってる。ネットショッピングでもいい。それは届けてくれる人がいるから成り立つ。
おウチで出来る簡単レシピ！なんていうのが流行っている。
そもそも食材を提供している人がいる。
誰かが何かをやっている。
その誰かが今、何かを出来ない・・・
それが自分にも出来る事であるならば、その誰かは僕でいい。
公共という意識が及ぶ範囲は人それぞれだ。
だけどそれは自分の足元から地続きなんだ
例えば世界を股に活躍している人だってそれは変わらない。
それはコロナウィルスの世界中ででの感染の様子をみれば明らかだ。
テレワークだの、リモート会議だの・・・世の中変わって行く。だけど、コロナウィルスというのはコンピュータウィルスではない。
圧倒的な実存なのだ。
バーチャルではない。
そいつは冬に中国から「人づて」に今や世界中に広がった。
そんな事も学びの一つだ。
最後にこんな写真を・・・
これは手入れされていない花壇である・・・どんどん花壇をはみ出してしまいしまいには道路に滝のようになだれ込んでしまっている。
うちの近所だ。
ふと、思い出した写真がある。
これは岩手県の一関市の料理屋の前に設えられた花だ。
ご存知のとおり今のところ岩手県は感染者が出ていない。
現地の友人たちに聞くと決して人がいないとか人口密度が少ないから・・・とかそれだけじゃない事がわかる。
別に感染者が多いところがダメっていう事がいいたいわけじゃない。
みんながんばっているのは知ってる🙂
ただ何となくではあるけど・・・今回のコロナ対策が行政単位で展開された事、そして岩手県だけは未だに感染者0であるという事実・・・そんな事を前提としてみると、この写真には何か岩手県人の凄みが現れているんじゃないか？
或いはアフターコロナの生き方のヒントがあるんじゃないか？
と勝手に思っている
アフターコロナに移行する前にきっちりと始末をつけたい。
グッバイから始めよう♪
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