大阪市、名古屋市に続いて絵葉書で巡るシリーズは京都府下の全市区町村をあらためて訪ねてみたいと思います。
大阪や名古屋は費用の関係もあってやや先を急ぎすぎたきらいもありますので、京都ではじっくり腰を落ち着けて取り組みたいと思います。
さて京都で巻頭を飾るのはどこがよいか。
大阪が住吉大社、名古屋が熱田神宮でしたから、ここは山城国一ノ宮でもある上賀茂神社から始めたいところです。
最近の上賀茂神社は本殿などの特別公開を取り組んだり、手づくり市に境内を開放したりと、意欲的な取り組みが目立つだけに個性的な絵葉書が期待できそうです。
しかし、今は絵葉書を取り扱っていませんとのつれない答え。
やはり絵葉書は時代遅れのツ−ルということなのでしょうか。
日をあらためて第二候補だった右京区の広隆寺に向かいました。
ここは平安京以前の京都盆地を開拓した秦氏の氏寺。
創建は飛鳥時代にさかのぼります。
本尊の弥勒菩薩像は国宝第一号に指定されています。
さすがにここには弥勒菩薩だけをさまざまな角度からとらえた絵葉書をセットにして売っていました。
少々お高いですが、写真も紙も良質で、巻頭を飾るにはいうことなしです。
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