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2019年03月28日00:39

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福島旅行記(14)滝沢本陣

飯盛山を降りてきたら、次に目指すのは滝沢本陣です。
滝沢組郷頭横山家の住宅だったもので、歴代会津藩主が参勤交代の時に旅支度を整えた休息所として使われてきました。戊辰戦争の時には松平容保がここに滞在して本営となりました。白虎隊に出陣の命令を出したのもここです。入り口には「會」ののぼりが掲げられています。

屋敷に入ると土間になっていて、「にわ」といいます。そこから履物を脱いで上がるようになっている「おめえ」があります。四角く囲った煮炊きができる空間があります。「おめえ」の先が「ざしき」になります。このあたりのつくりは武家屋敷の台所から見た屋敷の様子と通じるものがあり、会津の屋敷の特徴かもしれないと思いました。
さらにその奥に「御座の間」があります。藩主のいる部屋です。松平容保の絵が置いてあります。板張りの廊下から庭に降りることができるようになっています。このあたりには弾痕や刀傷が残っています。
当時使われていた武器から食器までいろいろな道具類も並べられています。
こういう場所に来ると、戊辰戦争の時代がリアルに感じられます。理不尽な攻撃を受けた会津の無念を思ってしみじみ…。

飯盛山で見るものはここで終わりです。山のふもとに喫茶兼お土産屋さんがあるので立ち寄りました。各方面いろいろお土産が必要です。バスは30分おきなので時刻を確認してどれに乗るか考えて、少し休もうと思ってソフトクリームを食べました。

バスに乗って会津若松駅前まで戻ってきました。

…旅行記(5)からここまで1日なんですよ…。いつまでかかっているのやら。
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