さらに降りていきますと、白虎隊記念館があります。2階建ての白壁の土蔵風の建物です。
中に入ると…広い空間があって壁側が大きなガラスケースになっています。かなり大きなガラスケースで、その中に戊辰戦争関連の展示物がびっしりごちゃ〜〜〜と積みあがるように並べられています。手前から奥の方へ段があってどんどん並べていったという感じです。
まず白虎隊記念館なので、白虎隊士が学んだ日新館の勉強道具。机や教科書など。
白虎隊士の手紙類、刀。
そのほか娘子隊の中野竹子が書いた額。
新選組の遺品もあって、土方歳三の写真や近藤勇の鉢がねまであります。
西軍のものもあり、岩倉具視の烏帽子とか、西軍の大砲とか…。
大量の資料や写真が所狭しと並べられ、あまりのごちゃごちゃさに唖然としますが、収蔵品はいずれも一級の一次資料です。説明も紙に手書き…。もうちょっと整理して展示できないのかと思いますが、この量だと一点ずつ余裕をもって並べようとすると相当なスペースが必要だろうと思いますので、仕方がないのかもしれません。
しかし展示品はどれも実際の貴重な資料です。いろいろなテレビ番組や出版物にも資料提供しているそうです。
2階には白虎隊の各場面の絵が並んでいます。
記念館を出てさらに降りていって地上近くまで来ますと、今度は白虎隊伝承史学館があります。
白虎隊記念館よりも規模は小さいです。しかしこちらにも貴重な資料が、同じようにごちゃごちゃびっしりと並べられています。
ここには着物や化粧道具などの日用品もあります。また会津城下に落ちていたという銃弾いろいろ。
銃もいくつか展示されています。一丁だけ実際に持つことができます。
とりあえず両方見ておいたら興味深いと思います。
好きな人ならたっぷり時間がつぶせるでしょうねえ。
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