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2019年02月12日20:00

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ウォーキング・オン・ザ・ムーン

すべての表現は音楽に憧れているという言葉があって・・・

やっぱり僕は音楽が大好きなので、音楽活動を再開した

今までも何度か友人とセッションみたいなことはやっていたのだけど、ここにきて学生以来、パーマネントなバンド活動を再開しようと思った。

まあ、セッションならば誰でもメンバーはいいんだけど、本気で音楽をやるとなると・・・それなりにメンバーに求めることがあって・・・基本的に楽譜が読めることや、どんなキーやリズムでもアドリブができること・・・加えて変拍子が弾けること・・・僕は基本的に変なものが好きなので、曲を作ると変拍子を多用したくなるのだ。或いは色んなジャンルの音楽を知っている事・・・それと何より、僕の思いつきに付き合ってくれること・・・それが何よりの条件である

例えば、３/４と４/４のポリリズムでやろうぜ！

とか違う曲を一緒にマッシュアップしようぜ！

とか・・・この楽譜を弾いてみようぜ！

とかね・・・こんなテキトーに並んだ鳥なんか楽譜じゃねー

アホか

とかいうヤツとは一緒には出来ない（＾◇＾）

なんと学生時代によく一緒にやっていたリズム隊がたまたま近くに住んでいることがわかり、とりあえずスタジオ入ろうぜ！ということになった。

やっぱりそれなりにみんなブランクがあるので、勘が戻るのに時間はかかったのだけど・・・そう、みんな成長してるんだなあ・・・って思った

それはどういうことか？というと昔みたいに早いパッセージは弾けないんだけど・・・間のとり方が絶妙なのだ。
それはゴーストノートといってもいいと思うんだけど、弾いてない休符が鳴っているんだね。
まさに弾いてないブランクが功を奏しているのだ

結局、あらゆる表現でも間というのが大事だということなのだ。

結局、間がないと音楽っていうのは成立しないんだ。
というわけで僕は最高のリズム隊と再会し、音楽活動を再開したわけだ。

スピッツのチエリーという曲にこんな歌詞がある。
「愛してる響きだけで強くなれる気がしたよ」
この詩というのはとても音楽の本質を表していると思っている。
愛してるという「意味」ではなくてその「響き」で強くなれるのだ。
外国の歌詞もわからない曲でも感動したり、元気が出るというのはそういうことであり、すべての表現が音楽に憧れるというのは音楽のそういう特性が他のどの表現より直裁的で優れているからだ

メロディやリズムが人間の情感に訴える力は他のどんな表現より強いのだ。

さて、このメンバーでどんな曲をやろうか？
３．１１に向けて３/１１拍子の曲だって作れるんじゃないか

？

ポリスにウオーキング・オン・ザ・ムーンという曲がある。
その曲はものすごく間を生かしたレゲエチューンなんだけど・・・途中の間奏の部分でリムショットが３/４で刻んでる部分がある。
また後半の間奏も3/4拍子と4/4拍子の完全なポリリズムになっている。
まあ、音楽的にいうと二拍三連というのだが・・・
それが無茶苦茶かっこいいのだ

音楽で一番大切なのは間である。
間がなきゃまさに間抜けだ(￣ー￣)
僕らはよくこの曲をセッションした。
まあ、親父バンドと言えばそれまでだが・・・
歌詞にもあるけどジャイアント・ステップだ