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2018年04月24日06:59

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最後のニュース

先日の事・・・
明け方、ぼうっとした頭で何とはなしにニュースを聴いていたら・・
「べいちょうかいだん」という言葉が耳に入り・・・
あれっ？桂米朝さんって怪談話やってたかなあ・・・そもそも米朝さんって最近亡くなったんじゃないのかなあ・・・なんて思っていたら・・・

それが「米朝首脳会談」だった

これが日米だったり日韓或いは、日朝だったりしたらそんな聞き間違いはしなかったような気がする。
聞きなれない「べいちょう」という響きが勘違いを起こさせた。

所謂、空耳というヤツである。

響きというか音というのは空気の振動である。
ならば、聞き違いは空気の読み違いなのではないか？と考えた

随分前にKYという言葉があった。それは「空気が読めない」という意味だ。

先日、山形の天童市の人間将棋に行った。

毎年、将棋好きの僕にはたまらないイベントだ

正確に言うと天童桜まつり・・・そのメインイベントとして人間将棋がある。

僕は毎年このイベントにルミックスのデジカメをもっていく。

それはどういう事か？というと・・・単に使いまわしがいいというのもあるのだけど・・・山形にはパナソニックの工場もあるから・・・僕なりの「空気読み」である。
こういうのって割と大事にしてて、例えばビールメーカーのK社の友人と酒を飲もうとなった時にA社のビールを出す店は避けるだろう

S社という日本の時計の老舗メーカーに勤めている友人がいる。
年に何回も会うわけではないが、会う時には安物でもその会社の時計をする。
もしくは、その時なければ時計はしない。
今は携帯にも時計はついてるし、無くても困らないからだ。

意外とそういう事が出来ない人が最近多い・・・

まあそれはそれとして、今回の解説者がひふみんこと加藤一二三さんだった

盤上の攻防の解説から・・・
藤井６段の話から・・果ては自分の将棋感からどんどんと脱線し・・・

しまいには「私は皆さんからよく空気が読めないって言われましてね」って、これには会場は大爆笑だった

これは完璧にひふみんさんが会場の雰囲気即ち「空気」を読み切っていたからの発言で・・・僕は流石天才だと唸った

大体にして将棋というのは盤面の読みが大事で、それは番外戦のように相手のメンタルまで読み合う・・・そう空気の読み合いの勝負なのだ。

阪神淡路大震災の時に神戸出身の谷川さんという棋士が大活躍したことがある。

僕が将棋好きになったきっかけなのだが・・・
それは勿論、谷川さんの凄さでもあるが・・・その当時はやはり阪神淡路がんばれムード、アトモスフィア・・・そうそういう空気があった

そこで活躍出来るのが凄いのだ＼＼\\٩( 'ω' )و //／／

勿論、星野楽天が優勝した時もそうだし・・・

今回の羽生くんの大活躍もそうだ

羽生君が皆さんの声援のおかげですみたいな発言をよくするのだが・・・まあ、それは一部の反感も買う事もあって「何いい子ちゃんぶってんだ」みたいな声も聞こえたりするのだが・・・羽生君は本気でそう思っていると思う

だからこそ「空気」を味方にできるのだ

だからこそ天才でありスターなのだ！！

話は戻るが・・・米朝である。
昨年の今頃、北朝鮮はちょっとキナ臭くて・・・Jアラートがなったり・・・全くKYな国だなあ・・・なんて感じてたと思うが・・・
案外、落としどころは見えていたのかもしれない。
空気は読んでいたという事なのかも知れない・・・

或いはもっといろんな思惑が交錯していて・・・色んなエージェントが暗躍してその結果なのかもしれないし・・・かなり深刻で、タイトロープな状況だったかもしれない。

それは将棋に熱中したり、チャカチャカと写真を撮っている僕には知る由もない。

写真というのはよく光を読むといういい方がされるが、それだけじゃあない気がするのだ。