mixiユーザー(id:1545572)

2018年03月23日00:49

119 view

防長土図

今朝、ネットを見ていたら驚くべき記事が載っていました。

約250年前に和紙を貼り重ねて作られた国指定重要文化財の萩藩の立体地図「防長土図ぼうちょうどず」が、山口市の県立美術館で特別公開されている。(3月21日 読売新聞)http://www.yomiuri.co.jp/culture/20180321-OYT1T50019.html?from=yartcl_popin

250年前の立体地図?
そんなものは初耳です。
しかも、重要文化財に指定されているのですからフェイクではないのでしょう。
写真を見るとかなり大きなものです。
しかも航空写真のように正確です。
この立体地図を製作したのは、有馬喜惣太(1708〜69年)という人物です。
https://www.weblio.jp/content/%E6%9C%89%E9%A6%AC%E5%96%9C%E6%83%A3%E5%A4%AA

有馬は萩藩が村絵図作成事業に携わっていたようです。
防長土図が完成をみたのは1、有馬が晩年の1767年のこと。
江戸時代の有名な測量家といえば伊能忠敬をほいてほかにありませんが、1767年だと伊能はまだ22歳で、佐原で家業に勤しんでいた頃です。
萩藩にはすでに高度な測量技術があり、しかも精巧な立体図を作るだけの技術者がいたということになります。
これは実物を見に行くしかないと思ったら、展示は4月1日までなんだとか。
なぜもっと早く報道してくれなかったのでしょうか。

6 0

コメント

mixiユーザー

ログインしてコメントを確認・投稿する

<2018年03月>
    123
45678910
11121314151617
18192021222324
25262728293031

最近の日記

もっと見る