ペルーの秘境〜ワカチナ

南米のペルーは変化にとんだ地形でも知られています。
太平洋に沿ったエリアは極度に乾燥して砂漠となっています。
ペルーの秘境として、一番に登場したのが、砂漠の中のオアシス、ワカチナです。
その美しさから「アメリカのオアシス」と呼ばれるほどださそうです。
なるほど写真を見ると砂丘に挟まれた間に小さな湖があり、その周囲は緑で縁取られています。
ところでワカチナから南へ向かうと、有名なナスカの地上絵があります。
ナスカの地上絵にはペルーを旅した際に見学したことがあります。
あまり日程に余裕がない旅だったため、自力でナスカに向かうことはあきらめ、現地ツアーを利用することに決めました。
これがたいそうなツアーで、リマから飛行機でナスカに降り立ち、さらにセスナに分乗し地上絵の上空を空中散歩します。
飛行機は右に左に旋回するため、だんだんと気分が悪くなってきます。
ナスカ見物は乗り物酔いとの戦いでもあります。
ナスカからリマへの帰りは、オーバーブッキングのため、ナスカ見物用のセスナに乗っていくことになりました。
パイロットのすぐ後ろの席だったので眺望絶佳。
太平洋沿岸地域の風景を楽しんだのですが、何もない砂漠というものはすぐに飽きてくるもので、フライト中はほとんど居眠りしていました。