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2017年10月29日14:31

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詩『彼女はとても寂しがりや 』

彼女はとても寂しがりやさ 僕も彼女にゾッコン たまに思うんだ 彼女さえ入ればいいと

仕事も週末の約束すらどうでもよくなる

ただベッドの上で微睡んで時計の針の音を聞いている それだけでとても幸せ

蕩けるようなその時間 休みは朝から夜まで何も食べずに一緒

彼女はとても寂しがりや

彼女はとても寂しがりや

ひと時も離してはくれない

最近体重が減ってきたけれど 離れられない

そんな彼女はとても寂しがりや



彼女はとても寂しがりや

短い付き合いでさえ 魅了されている

僅かに離れることすら許してくれない

三日も会わなければ身体が震えて、寒気がしてくるんだ

悪い風邪をひいたように悪寒と気怠さが僕を包み込む 関節の軋みはメッセージ

離さないよと 寂しがりやが発する言葉

彼女はとても寂しがりや

彼女はとても寂しがりや

立ち上がることすら億劫になるほどに

そんな彼女はとても寂しがりや



彼女は寂しがりや 僕を丸ごと捉えている

最近辛いんだ ひと時遠ざかることすら許さない

許してくれない 悪い夢のように身体の中から痛みと気怠さで縛りつける

離れられない 離してくれない

心も身体も従属させられ それでも逆らえない

彼女は寂しがりや

彼女は寂しがりや

僕も死ぬまで彼女と離れることのできない寂しがりや

ああ本当に出会わなければよかったのに
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