よく神道の解説書などを読むと
結構な本やwikiなどでも間違いがある
まー間違いと言いきってしまうのも難しいが
その間違いの多くは
江戸期に創作された神道であって
仏教や道教などなどから拝借した概念が
そのまま神道の本質的な概念として流通してしまったものが多い
その代表的なものが
アラミタマ(荒魂)・ニギミタマ(和魂)だろう
ほとんどの解説には
神の二面性を表すとある
しかしこれを認めると神道が全く別物になってしまう
本来 アラミタマ ニギミタマとは
死者の魂の変化課程だ
死んですぐの魂をアラミタマといい
荒は新であって
死してなお 生前の感情や恨みつらみが残っている状態をさす
それが徐々に記憶を失い
個の特定ができないようになる
そして祖霊と混じり合い
一つの塊となって抽象的な祖霊となったものを
産土といい
その神格を産土神とよぶ
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