mixiユーザー(id:28703480)
2016年10月24日06:55
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天使の遺言
早川義夫さんの「天使の遺言」のカバーだ
素晴らしい曲で大好きなんだ。
ここ暫くチョークという素材に取組んでいる。
チョークとは成分は石灰なので非常に他の素材に定着させるのが難しい。
そういえば運動会の前日に校庭にライン引きをしたのを思い出した
あのゴロゴロと転がすライン引きはチョークそのものだったんじゃないか？
運動会が終われば土に混ざり消えてゆく・・・
そのうちチョークのメリットとは消える事ではないのか？
と思うようになった。
するとやはりチョークを使って描くカンバスは地面が一番なんじゃないか？
と思うようになり・・・
例えば被災地の廃校の校庭に大きな絵を描いて・・・それをドローン撮影したらどうだろうか？なんて思うようになった
手続きがめんどくさそうだ
だけど・・・うずうずしている・・・
その気持ちが「アート」なんじゃないかなあと思う・・・
とりあえず・・・そんな視点で被災地を行く・・・
たった一日の運動会のために・・・人間は校庭に絵を描き・・・テルテル坊主をつりさげ天候を祈る。
我が子の晴れ姿を残そうと写真を撮る。
その消えてゆくものと残そうとする二律背反が面白いのだ
スパンこそ違うけど・・・それは人の営みそのものだなあって思う。
骨だ・・・一瞬ドキッとするんだけど・・・別に人骨だろうが動物の骨だろうが襲ってくるわけじゃない。
多分、豚骨ラーメン屋さんかなんかが被災した跡なんじゃないか・・・
そう考えると白骨なんてたいした事ないし、自分の中にも骨はある。更には反骨精神さえある(￣ー￣)
骨は大抵の生物の体内にあるんだけど・・・普段消えてるから突然現れるとドキッとする。
考えてみると生物というのはとても不思議な素材でできていて・・・
物凄く早く代謝してしまう皮膚の中に、その後何百万年も残る骨を包含している。
石灰って水酸化カルシウムだっけ？何れにせよカルシウムの化合物ならば、骨もチョークの仲間ではないのか？
骨はリン酸カルシウムだ。
アートというものの語源は「作る」という事らしい・・・
人間の生活そのものだ
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