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2016年09月05日20:49

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欲望

ミケランジェロ・アントニオーニの欲望のワンシーンである

別に名画っていうやつじゃないけど・・・音楽好きの間ではよく知られた映画だ。

この映画にはヤードバーズというバンドが出てくる。

ヤードバーズというのもバンドの実力のわりによく知られたバンドだ。

何故ならこのバンドにはエリック・クラプトン、ジミー・ペイジ、ジェフ・ベックというのちに３大ギタリストとして語られるギター弾きが在籍していたからだ。

実は僕はヤードバーズの情けないボーカルのファンだったりする。

ブルースハープが上手いし、何よりルックスがいい(￣ー￣)

そしてこの映画にはニコンFが出てくるのだ

つまり音楽、写真、ファッション・・・僕の趣向を決定づけた映画なのだ

あんまり覚えてないんだけど、見たのは金曜ロードショウとかそういったTVプログラムだ。

物凄い子供の頃・・・

すげ～衝撃的だった・・・

当時は絵を描いたり、バイオリンやピアノを弾いたりしてて・・・
まあクラシックだったからさ・・・ベックがギターをぶっ壊すが衝撃的だった・・・

また、主人公はモードやファッションのカメラマンだったんだけど・・・モデルと軽く戯れている感じでチャッチャとシャッターを切るのが無茶苦茶カッコよかったの。

絵を描くとなるとスケッチして・・・習作を作ってみたいな感じだから・・・写真ってすげえなあって思ったんだよ

それから写真に興味をもってね

またファッションも凄くいかしてた・・・６０’ｓのスウィンギング・ロンドンだからね

もう魔法にかかったような気分だったよ・・・

それから主人公が使う一眼レフが欲しくなって、エレキギターが欲しくなって、サイドベントのジャケットが欲しくなって・・・まさに物欲という名の欲望(￣ー￣)

邦題は「欲望」って言うんだけど・・・原題はブロウ・アップ・・・写真の引き伸ばしの事。

これは、殺人現場をスクープしたと思ったカメラマンが・・・その写真を何度も引き伸ばすんだけど・・・不鮮明で・・・あれ？本当に死体を撮ったんだよな？ってだんだん懐疑的になっていって・・・

結局、真実ってなんだろう？或いは現実ってなんだろう？ってわけ分からなくなっちゃう映画なんだ。