然レドモ朕ハ爾等国民ト共ニ在リ、常ニ 利害ヲ同ジウシ休戚ヲ分タント欲ス。朕 ト爾等国民トノ間ノ紐帯ハ、終始相互ノ 信頼ト敬愛トニ依リテ結バレ、単ナル神 話ト伝説トニ依リテ生ゼルモノニ非ズ。 天皇ヲ以テ現御神(アキツミカミ)ト シ、且日本国民ヲ以テ他ノ民族ニ優越セ ル民族ニシテ、延テ世界ヲ支配スベキ運 命ヲ有ストノ架空ナル観念ニ基クモノニ モ非ズ。
国民との紐帯は「相互の」信頼と敬愛による
これが戦後皇室の基本理念であり
先のお言葉もこの理念に沿ったものと読むのが妥当だ
誤解のあるお言葉でもある
先の天皇は 神話的存在を否定したわけではない
只それは
天皇家の専権事項であり
国家と天皇 民衆と天皇という関係は
お互いの信頼と敬愛に基づくものだ
信頼と敬愛とは
極めて個人的な感情であり
そして天皇から民衆に対する信頼と敬愛とは
キリスト教の博愛とは全く異質な
個人的なものだ
そして命懸けの厳しいものだ
今回のお言葉でおれはあまりの厳しさに言葉を失った
この理念からいけば
我々は世継ぎの心配をする必要など全くない
それは本質ではない
この宣言はいわば憲法であり
そのまま天皇の地位を定めたものと解釈していい
憲法には憲法と憲法典があり
憲法典に記されていなくとも
国家の形式を定める文章は憲法と見做す
男子が継ぐなら男子でいい
女子が中継ぎに入るも構わない
それでも一系は一系であり
女子はそこでは男子と変わらない
女子であっても男子だ
神を降ろすにあたり
天皇家が決めた人間が一系を継ぐ
それだけの事だ
我々にとって天皇とは
そこから先であって
紐帯はそこに生ずる
■二階自民幹事長、女性天皇を容認=認めねば「時代遅れ」
(時事通信社 - 08月25日 19:01)
http://news.mixi.jp/view_news.pl?media_id=4&from=diary&id=4160520
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