・豊臣秀吉が休んでいるところを真田信繁が見守る。そして信繁は、何かあったら鈴を鳴らすよう秀吉に伝え、去ろうとしたら、秀吉はひたすら鈴を鳴らし、信繁を呼び止める。
・豊臣秀吉は五大老、五奉行と合議の上、祭り事を行うよう遺言を書く。
・阿茶局は、豊臣秀吉亡きあと徳川家康に天下を取るよう願う。本多正信は家康にことを決める時、いちいち五奉行に相談するのはどうかと進言する。
・石田三成は、徳川家康に豊臣秀吉の死後、朝鮮から兵を引き上げるために九州に行っているときに、伏見でおかしな動きをしないようくぎをさす。
・真田昌幸は真田信幸の子 百助、千千代に鬼ヶ島の話をしながら子守りをする。
・徳川家康が豊臣秀吉のもとを訪れ、鎧を持ってくる。そして、家康は先日書いた秀吉の遺言に対して、家康が有利になるよう「五大老に対して後を頼むと」と秀吉に新たな遺言を書かせる。
・それに対して、石田三成は徳川家康に書いた遺言に対して、五奉行のことを補足するよう遺言をつけたし、先に書いた家康の文言を無効にしようとする。それをみた寧は三成のやることを止めようとする。
・本多忠勝は、孫の百助を可愛がる。稲は真田信幸に忠勝にもう一人の子 千千代をいつになったら忠勝に打ち明けるのか催促する。
・徳川家康は豊臣秀吉を見舞、先日の遺言の件については少し手荒な真似をしたことを詫びる。そして、真田信繁はろうそくの火が燃え続けており、この火が消えたとき秀吉の命が尽きるとほのめしたとたん小早川秀秋が見舞に来て、間違ってそのろうそくの火を消してしまう。そのろうそくの火が消えた夜 秀吉の容体が悪化する。
・淀、豊臣秀頼が豊臣秀吉の見舞いに来る。そして秀頼が鈴を鳴らしたとたん、そばにあった鎧が光、秀吉は血を流した死人を目にする。そして秀吉は徳川家康を殺せと石田三成に命じる。
・石田三成は、真田昌幸に徳川家康を亡き者にするよう頼む。昌幸は、三成の言葉を心の中で鹿と受け止め、出浦昌相に家康を消すよう命じる。
・豊臣秀吉は真田信繁に石田三成を支えてやってほしいと頼む。
・徳川家康、徳川秀忠、真田信幸が信幸のもうい一人の子を本多忠勝に打ち明ける相談をしているとき、天井裏で出浦昌相が家康の暗殺の機会を伺う。そんなとき、天井裏でおかしな音が聞こえ、信幸はその音に気付く。
・そして、徳川秀忠、真田信幸が部屋を出た時、天井裏で聞こえた音が気になり、再び、徳川家康のもとに戻り、天井裏にくせ者がいることを家康に伝える。そして本多忠勝は天井裏に槍をつきさしたとたん、出浦昌相が登場し、昌相と忠勝の一騎打ちになる。そして、危機を脱するため煙幕をはり、逃げようとしたとたん信幸と鉢合わせとなる。昌相が驚いている瞬間、忠勝が昌相を斬りつける。その後、昌相は命からがら逃げるが、真田昌幸のもとで命果てる。
・豊臣秀吉を見守るろうそくの火が消えた途端、秀吉は助けの鈴をとろうとした途端、秀吉は命果てる。享年62歳にて秀吉はこの世を去る。
(感想)
・徳川家康と石田三成の豊臣秀吉の遺言の書き換え合戦。まるで戦のようでした。
・豊臣秀吉の前に血を流した少年。家康の少年時代の姿だったのだろうか。今回、秀吉自ら
家康を暗殺命令を出す筋書には驚きました。
・出浦昌相は徳川家康の暗殺に失敗し、本多忠勝に正体がばれたけど、真田の仕業とは気づかなかったのかなあ。昌相の次にまた佐助の家康の暗殺劇はあるのでしょうか。
・今回の豊臣秀吉の死は鈴をとろうとしたとき、だれにも見守られず一人で力尽きてしまい舞敷いた。辞世の句の披露はありませんでした。
・豊臣秀吉はとうとうこの世を去りました。来週から、いよいよ徳川家康と石田三成との対立見ものです。
(次回)応酬
ゆかりの地 京都府 京都市 新日吉神宮
JR京都駅から市バス 東山七条下車 徒歩5分
ログインしてコメントを確認・投稿する