・一条天皇は定子が髪を下ろした知らせを実資聞く。伊周、定子は許さぬと実資に言うが、
一条天皇は定子が髪を下ろしたことに嘆き悲しむ。
・まひろは宜孝より今回の伊周、定子の件は、道長のはかりごととの噂が流れていることを
知らさせる。
・清少納言は定子に再びそばにおいてほしいと頼む。定子は清少納言の願いを断るが、定子は清少納言の強い願いに負け、清少納言を再びそばに置く。
・実資は一条天皇の許しを得て、伊周を探すために二条亭に行く。伊周は出家したといい
実資の前に現れる。しかし、伊周はまだ出家しなかった。伊周は母 貴子も一緒に大宰府へ行くということを聞き、大宰府に行く覚悟を決める。
・しかし、一条天皇は伊周と母 貴子を一緒に大宰府に行くことを認めなかった。一条天皇の命により道長、実資は伊周、貴子の輿を見つけ、貴子を捕え、都へ連れ戻す。
・定子は自害するために二条亭に火をはなつが未遂で終る。
・一条天皇は道長、実資のこたびの伊周の裁きの褒美として、道長を左大臣に、実資を中納言に昇進させる。
・清少納言は定子は一条天皇の御子を懐妊していることをまひろに話す。まひろは清少納言に定子のために文章を書くことをすすめる。そして、清少納言は定子を慰めるために枕草子の書き始める。定子もそれを喜んで読む。
・道長は任官のお礼にきた為時と会う。そして、為時に宋から約70人の宋人が越前に来ており、商人と偽って戦のためにきている恐れがあるので、穏便に宋人を宋に送り返す役目を為時に命じる。
・まひろが為時とともに越前に旅立つ前夜、まひろは道長に文を書き、昔あったいつもの場所で道長と再会し、しばしの別れを告げる。
・翌日、為時、まひろは琵琶湖を船で北上し、そこからは輿にのり越前入りする。為時は
越前の国府に着任するまえに松原客館という宋人の館に立ち寄る。館では宋人たちが騒いでおり、為時は中国語で越前の国司であることを告げる。
(感想)
・清少納言の枕草子は定子を慰めるために生まれたと初めて知りました。
・詮子の呪詛の件、倫子は裏で陰謀があると見抜くところ、倫子はするどいと
想いました。
・まひろが越前に旅立つ前夜、道長とまひろが再会する場面は欠かせないと思いました。
道長は噂通り、伊周、定子を追い落とすために陰謀を図ったといいましたが、まひろに
それが嘘である子と見抜きました。
・為時が国府に赴く前に宋人の館を訪れるところをみて、為時はやる気まんまんだと思いました。
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