mixiユーザー(id:1940449)

2016年08月04日20:34

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若き日のミヤテツ

「正義の見方」という本を眺めてた
若き日の宮崎哲也の本だ

宮崎哲也が朝生なんかに出始めた頃の印象は
「書き言葉で怒る人」だったw
竹中直人が「笑いながら怒る人」というギャグをやっていたが
あれとなんかこー共通点があって おれは惹かれた

なんせこー 真剣に怒る
しかも普段の生活では用いない語彙をちりばめて
美文調で怒るw
これはたいした芸だと思い注目した
後にも先にもこんな芸を身につけたのはミヤテツ一人だろう

逆に宮崎が本を書くと
平明な話し言葉で
そこにまためったに使われる事のない語彙がちりばめられている
でもさすがに書きながら怒ってはいないので そういうところはつまらないw

読んで感じた事が二点

一つは ミヤテツ モテないんだろうなという事w
よく同世代の知識人として並んで登場したりする苫米地や宮台と比べると
少しかわいそうな気もする
東なんかでももう少し女に縁がありそうだ
内容の半分が「別性問題」であるからそのあたりがクローズアップされる
多分本人は気付いてないw
概して 男女間の古いしきたりに保守的な人はモテない人が多い
フリン批判なんてのがウケるのも
あんまりそういうのに縁のない人々の層を中心に言論が成り立っている場合だ

別姓問題では福島ミズホちゃんが的にあげられてる
彼女独特のカユいところに手の届かないまま帰結する論理に対し批判を加えるわけだが
結局 夫婦で姓を共有する事に対して
「共同体主義」だから というところで自らの結論としている
じゃー どっちだっていいじゃん とおれは思うが
ポイントは ミヤテツはモテないというところにあるw
まー べつにおれがモテるわけではないが
前科がないわけではないので 
こういう問題にははっきりとした結論があったところで
何がどう変わるわけではない事は知っている
基本的に夫婦別性問題に共同体主義だの伝統だのは関係ない
あれは 男女がお互いをいかに囲い込むかという方法論の是非なので
アカデミックな事を言ってもしょうがない
逆に言えば 完全に自由な両者の間でのみ
共同体主義的なつながりは生まれるのであって
圧力の必要を感じる時点で
言ってみれば 少ない選択肢から生まれた夫婦の契約を逃したくない心情の現れだといえるだろう
まー ミズホちゃんもそんなモテるわけではないだろうから
そればっかりではないのはもちろんだ
しかし この本を読むかぎり
ミヤテツはモテないんだろうなとw

二つ目は
あんまり若い頃から人目につく主張を本にしたりするもんじゃねーなーみたいなw

人は若い頃はこだわっている事も
年をとればどーでもよくなる事が多い
逆もあるが
どーでもよくなる事の方が圧倒的に多い
それは 若き日の自意識過剰な思い込みがメンドクサクなるからだw
その自意識過剰が目につく
若いからしょうがないけれども
これが純粋に学問的な説であればどんな間違いも思い込みもアリだ
いくらでも修正は効く
しかし 本性に近い部分が見え隠れするところは
やっぱ なんかこーハズカシいし
たぶん基本こういう人なんだろうなーと20年30年後にも思われちゃうわけだ
まー まじめなんだなーとは思うけど

でもおれ この人好きなんだよねw
いろんな意味で突出してないところが
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