mixiユーザー(id:1362523)

2016年07月18日22:19

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ミスタンゲット

20世紀初頭にパリで活躍した「レビューの女王」です。
まずカフェで歌っていたのが、ムーラン・ルージュやフォリー・ベルジェールといったレビューの舞台で活躍するようになり人気を博します。
1920年代に録音されたレコードを復刻したCDを持っているので、最近シャンソンやフレンチポップスを聞いている流れで改めて聞いてみました。

当時レビューの舞台で歌ったものが多いようで、有名なシャンソンなどはほとんど出てきません。というか、「それ以前」なんですよね。私が知っているのは「サ・セ・パリ」と「ヴァレンシア」ぐらいでした。しかも歌詞がないので、内容がわかりません。
ただ、聞いていると1920年代のパリ・レビューの雰囲気を感じることができます。ブロードウェイの「ジーグフェルド・フォーリーズ」のような豪華絢爛スペクタクルレビューではなくて、もう少し身近で、エスプリが効いていて、少々猥雑な。

youtubeで「サ・セ・パリ」
https://www.youtube.com/watch?v=tnC0qwW9liI

こんなのも見つかりました。
「私の男」歌詞対訳
http://chantefable2.blog.fc2.com/blog-entry-253.html

不鮮明だったり針音が聞こえたり音の感じがいかにも古いレコードらしくて、その分時代の雰囲気を強く感じます。
1920年代のパリ・レビューはどんなだったのでしょうか。こんなCDを聞いていると、ずるずるとその時代に引き込まれていくような気がします。
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