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2016年07月07日01:26

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ゆうべの騒動

日付が変わったけどとりあえず「ゆうべ」ということにしてください。

昨日は仕事が忙しくてすっかり遅くなってしまい、さらに帰りの電車が人身事故で電車が来ないー。
やっと帰り着いたらほとんど10時。そうしたら母が「補聴器がない」と言う。
しかも、この間買い直したばかりのやつ!!!
しばらく家の中を探しましたがみつかりません。

それで、いつからないのか、今日はどうしていたのか聞きました。
まず朝はヘルパーさんと買い物に行きました。いつも出かけるのを見送ってから私も家を出ます。買い物から帰った時はあったのか聞きました。なのに、「ヘルパーさん来ない」って言うんです。買い物に行ったやん、と言ったら「行ってない」
そういえば、玄関前に手押し車がカバーを取って、すぐ出かけるような向きに置いてありました。さらに玄関口に財布の入ったかばんも。「待ってるのに来ない」って言うんです。

どうもずっとテレビの前で居眠りをしていたらしい。前も眠り込んで目が覚めた時に昼と夜を取り違えたことがあります。
夕ご飯は?と聞くと食べてない、と言います。
ちょっとこれはヤバイかも…。食べたのを忘れているのか、本当にずっと居眠りして食べ損ねているのか…。
とにかく今日はどうしていたのか聞いてもさっぱり要領を得ず、どこでなくしたか可能性のありそうなところを聞きだすこともできません。
そして台所に行っていつものように夕食の支度をするときと同じで電気ポットに線を入れます。お湯が沸いたらお茶をいれて、小型の魔法瓶にお湯を入れて洗面所へ持って行きます。
そして冷蔵庫から適当に食べるものを出して…。

とにかく私が聞いてもまともに返事をしないで自分のやりたいことをやるし、母が台所でウロウロしているので自分のご飯は作れないし。それでもう一度補聴器がないか探してみました。
そうしたら、玄関に落ちているのが見つかりました!
母の所へ即持って行き、「見つかったー」
母も喜ぶ。ああ、よかった…。

ともかく母が台所にいる間にお風呂に入ることにしました。そうして、お風呂から上がったら、母が台所の椅子に座ったままぐったりしています。
よほど疲れているのか?と思って、布団を敷いて寝かせようと思いました。
そこで布団を敷いて、台所に戻って母を立ち上がらせました。母は「洗い物がー」と言いますが、私がやるからさっさと寝てー。と、歩かせたら今度はトイレへ行ってしまう。まあ、寝る前に行っておくのは大切。
でもなかなか出てきません。様子を見に行ったらこれまたぐったりしていました。しかも体勢がずれて汚れが…。
とにかく服を脱がせて、寝間着らしきものを探して着せて、布団に横になるようにしました。

そうしたら、母の身体がずいぶん熱いです。最初はこの暑さでクーラーも入れず、扇風機で頑張ってたからかな…とは思いましたが、やっぱり熱があるんじゃないか。
でも、体温計は長いこと使っていないし、探しても見つかりません。
しょうがないので、コンビニに探しに行きました。さすがコンビニは体温計まであります。

そうして熱を測ってみたら…39度!!
それはしんどいはず。ずっと居眠りしててもおかしくありません。私が帰ってきてから補聴器を探してウロウロするし、ご飯を用意しようとするし、しんどいとか言わないから気が付かないじゃないですかー。
さて、これは一晩寝かせて置いたら治まるものか…。でももし何か重大な病気だったら?

しばらく迷ったすえ、救急車を呼ぶことにしました。
すでに12時をまわっています。でもこれ、非常時だよね?

119番をして、来るのを待つ間に母の保険証を取り出して(おくすり手帳付きだった)、財布とハンカチなどお出かけの用意を急いで。そして、もしものために母のサンダルをレジ袋に入れて持って行っておいたほうが。

救急車が到着して、車の中で状態を聞かれて答えます。持病らしい持病もないし…。ちょっと血圧が高めなので薬を飲んでますけど。
どこか心当たりの病院はと聞かれて、こんな時間なので、受け入れてもらえるならどこでも…と言ってから、母が骨折で入院していた病院を思い出しました。そこなら私も慣れてます。連絡をしてくれたら、救急の受け入れをしているとのことで、さっそく向かいました。

病院に着いて、救急入口から入って、私は救急外来の待合室で待つように言われました。
…私、夕ご飯食べてないんだけどな。でもここで待ってるしかないよね。
中から出てきた看護師さんにいろいろ聞かれたり、保険証とおくすり手帳を出したり。
血液検査をするから結果が出るまで待ってください…えー、どれぐらいかかるんだろう。
それにこのまま入院になったら?病院へ置いて帰ることになるのかな…。明日休めないんだけど。

ともかく検査が終わるまで待つしかありません。
最初待合室には誰もいませんでしたが、いくつか並んでいる診察室から人が出てきました。年配の夫婦のようで、具合の悪いところなどを話しています。廊下に置いてある血圧測定器を使おうとしてみたり。
しばらくしたら、別の部屋から赤ちゃんの泣き声が聞こえました。
また、待っているうちに新しい急患もやってきました。

こんな夜中に、救急外来ってけっこう患者が来るんですね。
一度呼ばれて中に入ったら、ずいぶん楽そうになっていました。でも念のためCTも取るって…。ああ、まだ待つのか。
待ってても退屈なので、居眠りしてました。といっても、目を閉じてたら力が抜けてどう見ても「寝てる」様子なんですが、頭がさめてて周りの様子がなんとなくわかります。そのうち上半身をソファに横たえてかばんを枕にして…。

そうしてやっと検査の結果が出ました。
特に悪い所はないようです。熱中症というほどはっきりした数値も出てなくて、暑くて暑気あたりしたんだろうという程度らしいです。しかも、涼しい病室で横になっていたら熱も下がって来たそうです。点滴もしたんですって…。まあ、晩ごはん充分に食べてないしね。…私は全然食べてないけど。

そうして母も起き上れるようになって、帰ることになりました。サンダル持ってきてよかったです。
こんな時間だし、歩いて帰れる距離じゃないし、タクシーは…というと、夜間の緊急出口にタクシー電話があるということ。タクシーも夜中に待機してるんですねえ。
出口を出たら方向がわからない―。正面入り口じゃないということもありますが、この病院は母が退院してから建て替えをしたんです。入院中から完成予想図など張り出してあったので、建て替えをすることは知っていましたけど。なので、外も中も見覚えがありません。

タクシーで家に帰りついたら3時を過ぎていました。母もすぐに寝るかと思ったら、新聞を片づけたり、台所を片づけようとしたりあちこちうろつくので、とにかくさっさと寝て―!なかなか寝ない子どもを寝かしつける母親の心境?
ようやく寝かせて電気を消して…
私は母が汚したものを洗濯。次の日家に帰ってからだと汚れが取れなくなったら困るので。
洗濯を干したらもう空が明るくなってきた…。
でも少しでも寝ておくことに。

今朝起きたら、母はすっかり元気になって、いつもと同じ時間に起きたんですと。それじゃ寝不足だろうに…。そんなことない、ちゃんと起きて用事したと得意げに言う。
しかも、夕べ私がいつまでも帰ってこない、どこ行ってたんや、という話を蒸し返す。だからー、どっこも行ってないー、仕事で遅かってん!
とにかく熱中症にならないよう、クーラー入れて、と言っても
いらん、扇風機でいい。
と言って聞きません。

私の方が疲れてるわ…。
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