mixiユーザー(id:28703480)

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2016年03月18日05:35

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銀河街の悪夢

ちょっと不眠症をぶり返しつつある・・・
それが不快かというとそうでもない。

僕は基本的に不眠症であり、それが恒常で普通だ。

鬱のキックバックさえなければ快調である

震災以降、封印してきたというか・・・敢えて避けていた天使のイメージが、堰を切ったように溢れてきている・・・

自分の脳内イメージだけどね

描け、描いてくれ、ここから出してくれ！

とせっつかれている感覚。

説明は難しいんだけどね

天使の視点・・・・

そんなことも熱心に考えてみる・・・

何となくすでにある作品が作者を探している感覚がある・・・

いささかナルシスティックではあるのだけど・・・まさにそんな感覚だ

天の才で天才である・・・

それらは地上の凡夫に宿るという事に気が付いた・・・

そして天使というのはそこかしこ・・・或いは何処にでもいる。

筆ペンの落書き・・・１分３０秒の落書きである・・・

勿論、技術やスキルもあるんだけど・・・描くときはものすごく集中している。

すると何となく絵を描いているというより、絵に描かされている感覚に陥る・・・

それは写真も同じで・・・あれこれと勉強した知識やら薀蓄では現実の素晴らしさに何ら至らないという事に気が付き・・・自己嫌悪に陥る事がある。

例えば２４ｍｍの画角とレンズの特性を活かそう！

などと考えてる時点ですでに頭の中は２４ｍｍに支配されてしまう・・・

道具に神経が縛られる・・・

世界はもっと素直だ。

よく神との対話なんて実しやかに言われるが・・それは自分の精神内の議論である。

人間には精「神」、或いは「神」経がある。

そこにはすでに「神」が宿っている。
　

明日に住み着いている幻覚の名前は

みなさん御存知、希望というアレです

セカオワの銀河街の悪夢・・・

セカオワは中二病なんて言われるが、決してそんな事はない。

この精神安定剤が絶望も希望も削るという趣旨の詩はとても深い。

鬱状態で作品を作ったアーティストは世界中に沢山いるし、かつ鑑賞して陰鬱な気分になる作品は世界中に沢山ある。だが、鬱の病理を客観的に美しく描いたアーティストはセカオワだけだ。

レディオ・ヘッドやザ・スミスも及ばない。

これは画期的で凄い事なのだ。

基本的に人間は鬱の地獄の中では何も出来ない。

死ぬのも億劫なのだ。

この鉄拳のイラストに本気で挑んでるのが僕の手柄鳥シリーズでもある(￣▽￣)

最後のシーンで桜吹雪の中で主人公が涙を流すシーンが素晴らしい。

鬱の地獄とは希望を持てない事ではなく、
絶望の中で泣けない苦しみなのだ。