宝塚を見に台湾へ（８）オールド上海レストラン

博物館を出たらお昼になっていて、日差しがとても強いです。日傘無しでは歩けません。今まで天気が悪くて油断してましたが、やはり台湾は暑いです。

この日の昼食は、台北ナビで見つけたオールド上海をイメージしたというカフェ。MRTで一つ先の古亭駅まで行きます。降りたらすごい風！強い風の中を細い路地に入ってお店を見つけました。そうしたら…閉まってる！ショック！

困ったな、どうしようかな、と思いながらMRTの駅まで逆戻り。
しかし、もう一つあまり遠くない所に「オールド上海」をイメージしたというレストランがあるということをチェックしていたのです。でも、同じ駅だと思ったら、さらにもう一つ先だった。またMRTに乗るの？だったらめんどくさいし、台北駅とか中山路とか、引き返して簡単に済ませても…といってもどこか心あたりがあるわけじゃなし。
と、しばらくMRTの駅で悩みましたがやはり初志貫徹。一つ先の駅まで行きました。

駅からけっこう歩きます。住所を頼りにたどって行ったのですが、番地を見るとなかなかその番地にたどり着きません。道を突き当って、折れ曲がって、もう一度折れ曲がって…やっと見つかりました。「廣生食品行」といいます。
表のメニューを見て、ちょっとひるみました。別にそんな高いわけじゃないんですが、そもそもランチで1000円超えるとひるむビンボー人なので。それでフランスでは食べそこなってばかりだったのですが、今回はバカンスだ！フランスに比べると安いし、ここは思い切って入ろう！

そうしたら、店の入り口に近い部分は日当たりがよく、ちょっと奥になると暗めの照明でレトロな雰囲気が漂うのですが…入口に近い席に案内されました。でもアンティークな家具が置いてあったりしてそれなりに雰囲気はあります。奥の方には古いポスターらしきもの見えます。かかっている音楽もオールド上海当時の歌。
メニューを見たら「獅子頭（シーズトウ）」のセットがあったので、一度食べてみたいと思っていたので注文してみました。大きい肉団子がスープに浸かっています。スープには透明のフィットチーネみたいな平たい麺が入っています。肉団子は野菜のコマ切れなど混ざっていてやわらかくて食べやすくてとてもおいしかったです。なのにまたもや写真を撮り忘れ。いつも食べかけてから気が付くんですよね…。
食べてる途中で奥から猫が出てきました。しばらくそのへんをウロウロ。猫だ〜猫ちゃんだ〜。しばらくしてからお店の人がドアを開けてあげたら外へ出て行きました。

セットのデザートとコーヒーが出てきてやっとデザートの写真だけ撮りました。デザートはおしるこみたいです。細かい豆がおしるの中にたくさん沈んでいます。甘さは控えめ。博物館の図録やパンフレットを見ながらのんびりいただきました。