これこそが反知性主義

とりあえず考えてみた
あるいは　「直感」らしきイメージで感じた
そういう経路をへて
「こうどうせねば」という欲求に突き動かされて
その先にあるべき思考を捨て去って　声を上げる
そしてそれを　堂々と正義だと言ってはばからない
これが「反知性主義」だ
http://mixi.jp/home.pl?from=global#!/diary/1940449/1945569353

彼等の正義とは
その多くが「人を殺してはならない」という道徳の固定的な類型からきている
そこから演繹された戦争反対は絶対的に正義なのだと言う確信だ
その確信さえあれば
それ以上の知性の存在を破棄できると信じている
そしてそこに留まらない
考え込み　思考をやめない人間が増える事は
彼等にとってじれったい障害でしかない
今　まさに今
途中で思考を止め
デモに参加する事自体が正義であり道徳である

それは　構造的にはポルポトとマオイズムと同一だ
近代の大衆の政治参加とは
しょせん反知性でしかなかったということでしかない

そこからの出口は確かにあるし
何度も指摘されている
会話であり論議だ
そして何より「読む」ことだ
対話もなく読みもしない
意見を同じくする仲間同士のホモ行為にふけるばかり
そういう人間には一切発言権などない
たとえ今が自由民主主義であったとしてもだ

意見を異にするものと対話はしない
しかし　主張したい
ややこしい本など読みたくもない
しかし　正義を訴えたい
そういう奴らが何千万という人類を殺してきた事を忘れてはいけない



■安保法案「止めなアカン」　各地で抗議行動や勉強会
(朝日新聞デジタル - 08月30日 01:52)
http://news.mixi.jp/view_news.pl?media_id=168&from=diary&id=3590474