かがみのかなたはたなかのなかに

長塚圭史四人衆＠新国立小劇場の第二弾

ジツハ鏡は一枚も使っていない。

海軍士官たなか：首藤康之・・・海沿いコテージ？でなにか(友か？恋人か？)を待っている。ラストでは、召集を示唆。

かなた（たなかの鏡像)：近藤良平・・・たなか電話を掛ける、「もしもーし。」、かなた「しも、もーし」。動作はたなかの鏡像のように。

ピザ配達員こいけ：長塚圭史・・・けいこと共に舞台上でピザ屋のユニフォームをバリッと引き剥がされ、ピンクのドレス姿を披露。ミッツマングローブ状態。海軍士官のボーイフレンドをゲットしようと、執拗にモーションを掛ける。かなたに海へ落とされる。

けいこ（こいけの鏡像)：松たか子・・・たなかとかなたに取り合いにされる。ラストでは、たなかとかなたにノコギリを持ち出され、眉間から、鼻口首胸腹へと真っ赤な正中線を引かれる。

定価\5400／購価\4320／評価￥6000Ｃ6列12番中央ブロック上手通路内側二席目…美術：乗峯雅寛・・・舞台奥・手前方向二分する仮想鏡面が存在する様に、下手奥入り口、下手端に机、テーブル・椅子2脚、上手に長椅子、各々倍のこすう上手奥に玄関の扉。冒頭とラスト仮想鏡面を表す鏡枠のみが設置、窓枠兼用。背景波打ちぎわを投影。