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2015年04月23日00:56

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大谷探検隊の軌跡をたどる旅順の旅(11)

旅順での予定を一通り終えて、大連まで戻ってきました。
この日の夕食は歓迎レセプションです。
ガイドブックにも載っている「天天漁港」という海鮮レストランです。大連は海産物が豊富で、レストランでも水槽がある所が多いです。ここのレストランもそうです。地下へ降りていくと、立派な部屋がありました。中華の丸テーブルも豪華な感じです。

中央のテーブルに上山先生と三上先生が並び、旅順博物館の館長と前館長も来てその隣に座っています。反対側には大連図書館の館長もいます。先生のあいさつがありました。

食事も海鮮を中心とした豪華なものでした。
今回も同じテーブルにガンダーラ専門の院生さんが一緒だったので、さらに詳しく話を聞きました。龍谷ミュージアムでアルバイトをしているそうです。龍谷大学では博物館学の実習も龍谷ミュージアムだそうです。いいなあぁ〜〜〜!!
私の博物館実習は天王寺の大阪市立美術館でしたが、現代作家の展覧会の準備の手伝いで、ほとんど「アルバイト」扱いでした。展示品もどれだけ価値があるかよくわからないようなものばかりで。

しかも、龍谷ミュージアムの収蔵庫でガンダーラ彫刻を自分の手で触れたとか!!
ガラスケース越しに見るのとは違って、重さや手触りなど触れて初めてわかるものがあったとか…。
いいなあぁぁぁ〜〜〜!
こういう人がこれからの研究を担っていくのですね。龍谷大学と旅順博物館との研究もこれからも続いていきますし、がんばってくださ〜い。

ホテルに戻った時はほとんど9時でした。スイッシュホテルの周辺はにぎやかな繁華街ですが、ほとんど出歩くヒマはありません。本当にスケジュールびっしりのツアーです。でも、赤い灯籠のともる道をちょこっとだけ歩いてきました。

帰りのバスとホテルの部屋で、本と絵葉書をざっと見てみました。
旅順博物館史の本は、最初の方は日本の明治以来の歴史が書いてあって、そこから日露戦争で日本が大連を手に入れたところまで来て、博物館の歴史に入っていきます。また、大谷探検隊の記述もありました。
前の日にもらった大連図書館の機関誌も見てみました。大谷文庫に絡めて大谷光瑞のたどった人生のあらましが述べられています。大谷光瑞の人生って波瀾万丈…。

大連の洋館の絵葉書はけっこうな枚数がありました。説明が詳しいです。しかも中国語・英語・日本語:ロシア語で書いてあります。詳しすぎて、宛名を書くスペースすらないものまで。これだけの洋館、少しでも見られないかなーと思いました。やっぱりスケジュールがいっぱい過ぎて無理かなあ…。ああ、心残りができてしまう。

旅行の写真を「フォートラベル」にUPしてあります。
http://4travel.jp/travelogue/10999043

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