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2015年04月09日01:20

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大谷探検隊の軌跡をたどる旅順の旅(7)

一旦博物館を出てレストランへ行きました。誰もいない部屋に丸テーブルが並んでいて貸切状態です。…でも、寒い。これから暖房入れます…って。寒い地方は屋内は暖房が行き届いているだろうと思っていましたが、どうもそうでもないらしい。まあ、誰もいない部屋に暖房を入れてたらムダですけどね。

同じテーブルに若い人が何人かいたので聞いてみますと、龍谷大学の学生・院生でした。専門を聞いてみますと、院生はガンダーラ美術だと言うので「いいですね〜」と思い切り本気で返事をしたら「もっと言ってくださいー」と言って喜んでくれました。一般人に「ガンダーラ」と言っても「?」な反応しか返ってこないのでさびしいそうです。あとは敦煌の壁画に書かれた音楽…うわ〜〜〜、すてき。あとでまた詳しく聞いてみますと、龍笛のルーツを研究したいということです。自分でも龍笛をたしなむそうです。

食事が進みますと、自己紹介タイムが設けられました。
なにしろ人数が人数なので、全員把握するのは無理でした…。一応名簿を照らし合わせながら聞いていたのですが。
とりあえずこのツアーに参加しているのは「関係者」が多いらしいことがわかりました。
まず本願寺系。信者向けの広報誌などでツアーが紹介されていたそうです。
そして、探検隊の身内のみなさん。隊員の孫、ひ孫の方々が参加しており、さらに隊員の子ども同士が結婚したということでいとこ同士の顔合わせも。
そして同じテーブルにいる龍谷大学の学生、院生。実は、当初参加予定だった龍谷ミュージアムの入澤館長は龍谷大学の教授でもあり、教授の教え子が集まっていたのです。
さらに、法蔵館の会長ご家族ご一行様まで参加しています。

こんなマニアックなツアー、誰が参加するのかと思っていたら、これだけ関係者がいたんですね。…なんか、自分だけが部外者のような気がしてきました。研究者でもなんでもない、ただの一般人で、仏教徒ですらない。
でも、自分の番が来たときにしっかり「世界史オタク 中央アジアを行く」の宣伝をしました。見本誌を持って来て全員に回覧してもらいました。

自己紹介をしている間は、話している人の方を向くので食事がしにくくて箸が止まっていました。終わると料理はすっかりさめてしまいました。しかも「暖房入れます」って言ったのに全然暖かくならず、部屋が寒いのでよけい冷たくなってしまうことに。もったいないなーと思いつつ、出発時間にもなってしまって残ったままにしてしまいました。
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