mixiユーザー(id:28703480)

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2014年12月07日07:02

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ファンタスティック・デイ

アポロ宇宙飛行士の言葉だったと思う・・・

「宇宙とは我々の外皮の外側すべてで、宇宙からみると宇宙とは我々を含む全てである」

当たり前の事なんだけど・・・なんか深いなあ・・・そう考えていて・・・ある瞬間にふと腑に落ちて・・・あ、宇宙に関係のないものなんか何もないんだ！！
そう思ったのが子供の頃だ

毎週、金曜日は福島をスナップする・・・

大した写真じゃない・・・だけどそれは大した写真ではなくスナップであることがとても重要なんだ

つまり日常の延長としての「福島」がとても大事なんだ

凄く大切なんだ・・・

日常の延長に過ぎない・・・

先日は松島に行った・・・

非常にアザトイ・・・まあ、見る人によってはわざとらしい逆光シルエット写真に見えると思う

宮城の広瀬川河口から福島にかけての海岸沿いには堤防が築かれている・・・

広瀬側から北に向かう荒浜海岸は今、工事中で入れない・・・

仙台港・・・工業地帯を抜けて・・・松島まで・・・ビーチというか人が遊べるような砂浜はない・・・

七ヶ浜という一瞬開けた場所だけでしか撮れない・・・
震災以降は海を訪れる人はめっきり少なくなった・・・

こういうのはここから離れてる人にはあまり想像つかないかもしれないけどね

やっぱり何千人も津波でもっていかれたんだから・・・

だからさ、とっとと復興させてビーチも泳げるようにすればいいのに・・・なんてそう簡単な事ではない。

そういう意味では「決定的瞬間」とも言えなくはない

このありがちなステレオタイプなスナップは実はここではとても難しいショットになった

スナップというのはそういう一見退屈な日常の中のキラキラした宝石のような瞬間を切りとるんだ。

写真というのは光の表現だ。

もし、この世の地獄、或いは戦場でも或いは本当の地獄でもいい。

もし、可視出来るのであれば、そこには光がある。