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2009年08月27日00:20

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中国東北・ハルピン2・中央大街周辺

ハルピンの街歩き1日目は道里区と道外区を回る予定です。ハルピン駅の北側の部分で、西側を道里区、東側を道外区といいます。中央大街は道里区にあります。

今回中国のネット書店からハルピンのガイドブックを買っておきました。そこにはハルピンの古い建物がいろいろ解説してあります。東北地方で1冊になっている日本のガイドブックよりはるかに詳しいです。

まず中央大街を北に向かって、立ち並ぶ西洋建築を見ながら松花江を目指します。夕べ通ったのと同じところですが、朝明るいときにゆっくり見てみます。そして北に突き当たると電気屋さんがあります。電源の切れた携帯を持って、ためしに充電できないか聞いてみました。そうしたら丁度合う充電器はさすがにないものの、電池に直接充電する方法があるということでした。それで携帯を開いて電池を取り出して充電することになりました。電源が入りさえすれば、あとは充電器で充電できます。充電器の電池が少ないのかもしれないと思って新しい電池も買いました。
充電を待っている間、店員さんと話をしました。旅行に来たこと、そしてガイドブックを見せて、これを見てハルピンを回るつもりだと言いました。そうしたら店員さんは氷雪祭りのある冬に来たらいいのに、と言ったので「寒いのが苦手だから」と答えました。そうしたら「そんなに寒くない。大丈夫」という返事。あのー、冬は氷点下でしょう?やっぱり現地の人は平気なのか…。それからガイドブックに載っていたレストランで「ここがおいしい」と言って印をつけてくれました。そしてしばらくして電源を入れてみました。そうしたら…電源が入りました!あとは充電器をつけておくことにしました。

さて、松花江のほとりには防洪記念塔がそびえています。1957年の松花江の氾濫を鎮めたときに記念して建てられたものです。たくさんの人が写真を撮る観光スポットです。松花江は大きな川です。川の向こうは太陽島で、ハルピンの観光名所です。松花江のほとりは広い遊歩道になって並木道が続いています。ロシアの別荘風のレストランもあったりします。天気はとてもよくて、遊歩道を歩くのは気持ちがいいです。そうしたら携帯がピピッと鳴って充電完了したようです。
それから遊歩道を離れて南へ向かいました。イスラム寺院とユダヤ人学校とシナゴーグ(ユダヤ教会)が立ち並ぶ界隈があります。ユダヤ人学校は今は朝鮮学校になっています。そこから東へ行くと経緯街という大きな通りに出ます。

左の写真は経緯街の旧東清鉄道ハルピン工場倶楽部(1902年)です。

経緯街を南下するともう一つシナゴーグがあります。さらに南へ行くと中央大街の入り口と交差します。

写真中は交差点にある旧フランス万国貯金会(1925年)です。古典的な意匠ですが、モダンな時代を反映したような直線的なデザインを取り入れています。

ここの向かいが中央大街の入り口です。
本当は観光客などはここから入るのでしょうが、中央大街の中央部にあるモデルン・ホテルにタクシーで乗りつけたため、私の中央大街散策は真ん中からになりました。まず北へ行って、ぐるっと回って南の入り口に着いたわけです。

中央大街は両側にズラリと西洋建築が並んでいます。ほとんど20世紀前半の短い間に建てられたものですが、ロシアでいつまでも流行し続けたアールヌーヴォーばかりでなく、色々な様式の建物が並んでいます。ヨーロッパなら本当に当時の建物があるのですが、ここには20世紀になってルネサンスやバロックなど昔の様式を真似して次々と建てられたものですから、バラバラな様式の建物が並ぶことになりました。建物はみなお店になっていて、ミスマッチな看板が平気でつけられています。一応「保護建築」のプレートが貼り付けられていて、建築年、様式など解説がしてあります。
日差しが強くてかなり暑くなってきました。北海道ぐらい北にあるとは思えない暑さです。
写真を撮ろうとして携帯を取り出したら…またもや「充電してください」の画面になっています!さっき充電完了したと思ったのに!やはり充電器の電池がなかったのかと思って、電気店で買った電池に取り替えてもう一度充電を始めました。ゼイゼイ。

「フォト」に中央大街の建物を上げておきました。
写真右は中央大街の旧アグロフ洋行の別アングルです。


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